アメリカの返品文化は衝撃的!

アメリカ人の知人が「出産後に約3か月使用したベビーカーが気に入らなかったから返品してきた!」と話していたのを聞いたのが、私がアメリカの返品文化を最初に知ったきっかけです。この時、あんなに外でガンガンに使っていたベビーカーをどうやったら返品できたのか謎だったのですが…、そんな疑問も吹っ飛ぶようなアメリカの驚きの返品事情を、この後沢山知ることになったのです。

アメリカではどんなものが返品できるの?

アメリカでは、どんなものが返品(return:リターン)できるのか?

実は、ほとんど全てのものが返品できます。全てとは、開封済みだったり、使用済みだったり、少し食べてしまったものだったりしても、レシートのリターンポリシーに書かれている返品可能期限内であれば、リターンカウンターに商品とレシートを持って行けば、たいてい理由も聞かれずに返品可能です。(アウトレットの激安商品などは、返品できないこともあるそうですが、これも交渉はしてみるべきだと思います。そこにいらっしゃる店員さん次第なところもあります…。)

実際に返品してみた体験談

私はミシガン州のコミュニティカレッジというところでESLのレッスンを受けていたのですが、その際に、レッスンに使う録画用のビデオテープを次回までに購入して持ってくるように先生からの指示がありました。

次のレッスン時に、クラスメイト全員が前回指示されたビデオテープを持参したのですが、なんと!先生が用意すべきビデオテープのタイプを伝え間違えていたことが発覚したのです。

その際の先生の発言がびっくりでした…「購入してもらうテープのタイプを間違えて伝えてしまったので、みなさん、今のテープを返品して、次回、違うのに変えてきてね!でした。もう既にクラスメイト全員が、その間違っているテープの包装を完全に開封しているのに!です…。

日本人の私は、開封したテープを返品しないといけないことに、ものすごく憂鬱になって、ドキドキしました。しかも、大した値段ではなかったこのビデオテープのレシートを迂闊にも捨ててしまっていたのです。

とりあえず、商品を購入したお店のリターンカウンターに、開封してしまったビニル製の包装の残っている部分と、中身のビデオテープを持って行きました。レシートもないし、どう説明しようかとものすごくドキドキしながら悩み…、勇気を出して「返品したいけど、レシートを無くしてしまって…でも、このお店で買ったんです!」と受付のお姉さんに伝えたところ…、めちゃくちゃ笑顔&何も私に理由を聞かずに「OK!」と言って、普通に返品手続きをしてくれました。す、すごいアバウト…。私は、ズッコケてしまうくらい拍子抜けし、でもスムーズに返品できたことに安心もしました。

衝撃を受けた返品された商品ベスト3!

アメリカのお店で買い物をしながら、ふとリターンカウンターを見ると、いつもそこには返品したい商品を持った人たちの長蛇の列があります。そこで私が見た驚きの商品ベスト3をご紹介します。

ベスト1位!…3年間使用したお掃除ロボット・ルンバ

私がリターンカウンターの列に並んでいた時に、ちょうど私の前の女性が返品したモノです。店員さんにその女性が説明している内容を聞いていて、衝撃を受けましたので、堂々の1位です。説明内容は「3年前に購入したけれど、最近、動きが良くないので、何かおかしいと思うのよね。だから返品したい」ということでした。さすがにNo!なんじゃないかな?と思っていたら、普通に返品されていたので、ものすごくびっくりしました。(ちなみに、全然関係ありませんが、アメリカでは日本で5万円前後のルンバがセールで半額以下で買えたりしますので、アメリカで購入すると良いですよ!)

ベスト2位!…クリスマスが終わった後の、クリスマス用の観葉植物(ポインセチア)

クリスマスシーズンに大量に市場に出回る、赤色の葉っぱのポインセチアの鉢植を、クリスマスのシーズンが終わった直後に返品しているおじいさんがいました。その光景を見て、あ然とした私…。こんなものも返品可能なの!?大丈夫か、このお店!?と、本気で心配になってしまいました。

返品大国アメリカ

ベスト3位!…食べかけのホットドッグ

買ったホットドッグが自分の思っていた味とは違うから!という理由で返品していました。食べてしまったのに返品できるだなんて…、私の中では本当に新しい発想でした。アメリカにおける返品文化、おそるべし!です。

アメリカでいざという時に返品するために、レシートは全部保管しておきましょう!

このアメリカの返品文化を悪用することをお勧めしたいとは思いませんが、ただ、アメリカでは返品された商品がそのまま売り場で普通に売られたりすることもあり、運悪くそういった商品を購入してしまうこともあります。また、不良品も日本より高頻度で目にする気がします。なので、そんな時のために、とにかくアメリカで買ったもののレシートは、全て保管しておきましょう!何かの時に役立つはずです!

返品大国アメリカ

まとめ

アメリカの返品事情は日本とは真逆ですので、かなり衝撃的ですよね。一度購入したものを、レシートを持って気楽に期限内に返品できることは、購入者にとってみればとても有難いシステムであるとは思います。この文化を悪用してはいけませんが、自分がもしもアメリカで商品を返品しなければいけない場合に備えて、レシート保管だけは忘れずにしておきましょう!

 

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