アメリカ旅行！グラントティトン国立公園の風景・動物写真

ワイオミング州ジャクソンホールにあるグランドティトン国立公園は、イエローストーン国立公園の南に位置し、イエローストーンから車で約30分という距離にあることから、イエローストーンとあわせて楽しめる場所として知られています。ですが、実際にグラントティトン国立公園に一歩足を踏み入れると、そのあまりにも雄大で美しい大自然に誰もが感動し、また野生動物とも沢山出会えるため、イエローストーン国立公園の”ついで”と軽く思うような場所ではないことに気づきます。

アメリカの国立公園の中で景色が最も美しいと言われるグラントティトン国立公園。今回は、このグラントティトン国立公園の風景と野生動物の写真をご紹介します。

イエローストーン国立公園の情報

グランドティトンへ行かれる方は、必ずイエローストーン国立公園へ足を運ばれると思います。イエローストーン国立公園の情報はこちらの記事に詳しくご紹介してありますので、参考になさってください。

・アメリカ旅行！イエローストーン国立公園の観光情報（入場料・気候・ホテル・空港・レンタカーなど）

・アメリカ旅行：イエローストーン国立公園の見どころ！おすすめ10選

・アメリカ旅行！イエローストーン国立公園の風景・動物写真

グランドティトン国立公園の場所

グランドティトン国立公園は、下の地図の赤丸で囲んだ場所にあります。イエローストーン国立公園から車で30分の距離です。

雄大な景色

車窓からこんな絵葉書のような景色を眺めることができます。運転しているだけでも、とても気持ち良いです。

ロッキー山脈の一部であるティトン山脈の中でも、標高が4197ｍと一番高いグランドティトンという山に因んで、グラントティトン国立公園は名付けられたそうです。

アメリカの国立公園の中でも、このように山や木々、湖などの色とりどりの美しい大自然に囲まれた国立公園は珍しく、国立公園の中で一番美しい場所がグランドティトン国立公園だと言われているのも納得です。

野生動物

イエローストーン国立公園と並んで、グランドティトン国立公園も様々な野生動物を見ることができます。

ブラックベア

早速、このような看板がありました。グランドティトン国立公園には、ブラックベアやグリズリーベアが生息しています。野生のクマは大変危険ですので、もしもクマを見た場合は、絶対に近付いてはいけません。ばったり出会ってしまった場合は、走ったり、急に動くことも危険ですのでご注意を。

道路に車を停めて、森の中をじっと見ている人がいたので聞いてみたら「ほら、あそこにブラックベアがいるよ！」と教えてくれました。

↓写真がボケてしまい申し訳ありませんが、なんと2頭いました。ブラックベアに会えたことはうれしかったのですが、こちらに来ないか少しドキドキしました。グランドティトン国立公園では、万が一クマとばったり出会ってしまった場合に備えて”Bear Pepper Spray(ベアペッパースプレー)：クマ撃退スプレー”をすぐに使える状態にして携帯することを勧めています。

ライチョウ

ライチョウは夏期は標高2000ｍ～3000ｍの高山などに生息するので、このグランドティトン国立公園の標高の高さをうかがえます。日本でもなかなか見られないライチョウに出会えて、しかもなぜか私の車の真横まで歩いてきてくれたので、こんな近距離で見ることができて感激でした。

ムース（ヘラジカ）

ムースはしばしば水辺の近くで見ることができます。私は、ムースをどうしても見たかったのですが、イエローストーン国立公園でも見ることができず、グランドティトン国立公園に賭けていました。次の目的地への出発時間がそろそろ迫ってきたころ、とても幸運なことに、最後の最後にムースを見ることができました。

↓ムーズのメスです。やはり水辺にいました。

↓ムースのオスです。メスの近くにいました。焦って写真がピンボケしてしまいましたが、ムースの特徴的な角の形は分かっていただけると思います。

ビーバーのダムと家

残念ながらビーバーを直接見ることはできませんでしたが、ビーバーのダムと家を見つけました。教科書などでしか見たことのなかったビーバーのダムと家。ビーバーは外敵の侵入を防ぐために、ダムの真ん中に家を作り、その家も水の中からしか出入りできないとありましたが、本当にそうなのだと、この目で実際に確かめることができました。