毛糸でドングリクッションの作り方のご紹介:編み物を始めよう!

編み物で、毛糸のどんぐりクッションを作りました。これは私のオリジナルデザインではなくて、たぶん15年くらい前?に、雑貨屋さんで似たようなどんぐりクッションが販売されていまして、あまりのかわいさに私は一目ぼれしてしまい、それを買うのではなくて(笑)、デザインをだいたい参考にさせてもらって、サイズも色も編み方も適当に自己流で勝手に家で編んでみたものです。

コロンとした形もとてもかわいくて、なかなか良い感じに完成しましたので、今日はその作り方を、かなりアバウトですが、ご紹介します。編み物の棒編みの基礎(メリヤス編み、ガーター編み)、そして、かぎ針編みの基礎さえできれば、簡単に作れますので、興味のある方はチャレンジしてみて下さいね。

※お願い:こちらの図案を、よそのサイトに転載すること、および、図案をもとに作成したクッションを商品として販売することは禁止です。あくまでご自宅で楽しんでくださいね!

準備するもの

どんぐりクッション

・毛糸3色…どんぐりのボディ用の毛糸、帽子の2本線用の毛糸、帽子の上に付ける柄の部分の毛糸の3色です。毛糸はどれもだいたい同じ太さのものが編み易いです(毛糸の太さによって完成時のどんぐりの大きさが微妙に変わってきます)。素材はお好みで!ウール素材が入っていると温かいのですが、夏場などの保管が少し面倒になるかもしれません。

どんぐりのボディの毛糸は毛糸の種類にもよるのですが、目安は…最低でも4~5玉、帽子の2本のライン用の毛糸は1玉あれば大丈夫です(ボディの毛糸は、もう少し多めに準備しておいても良いかもしれません…途中でなくなるとショックなので…)。帽子の柄の部分の毛糸も1玉あれば大丈夫ですが、お好みで、帽子のボディと帽子の柄を同じ色にしてもそれはそれでかわいいかもしれません。

・毛糸の太さに合った編み棒2本&かぎ針1本

・綿

作り方(編み図など)の説明

どんぐりクッション

私が作ったドングリクッションは2つありますが、今回は茶色の大きい方の網目の数をご紹介します。

どんぐりのボディ&帽子の2本線までの作り方

どんぐりのボディ&帽子の2本線までの部分は、棒編みです。メリヤス編みとガーター編みで網目の数を増減させて編んでください。

編み図の読み方は↓こちらに表記していますので、ご確認ください。

・ドングリのボディの毛糸→Aとする

・ドングリの帽子の2本線の毛糸→Bとする

・網目の表部分はメリヤス編み→メリヤスと表記

・網目の裏部分はガーター編み→ガーターと表記

 

下の編み図は、ドングリクッションの片面1枚分になります。これを2枚編んでください。

ドングリクッション編み図

どんぐり帽子の柄の部分

どんぐりクッション

こちらはかぎ針編みです。かぎ針編みの方が網目がゴツゴツした感じになり、どんぐり帽子の柄にピッタリです。こちらもその時の感覚で作りましたので、かなりアバウトな編み方の説明になってしまいますが、参考にしてください。

柄の部分の最初の編み方

①ドングリ帽子の柄の部分は、ちょうどガラスのコップを逆さまにした形に編みます。最初はガラスのコップでいう底の部分(丸い形)を編みます。その部分だけ説明が難しいので、編み図にしました。

※(柄の大きさは自分が作ったドングリのボディ部分とのバランスも大事です。もしも大き目のボディを作った場合は、このコップの底の部分を私の編み図よりも大きくされた方が良いです。その場合は様子を見ながら、私の図の中長編みの部分を長編みや長々編みにしてみたり、もう1段網目を増やしてみたり…臨機応変に編み方を変更されることをお勧めします。)

ドングリクッション編み図

上の図のように最初に糸輪(輪っか)を作り、立ち上がりの1目を編み、その後コマ編み(記号:×)で輪っかに沿って6目編みます。

次に、中長編み(記号:T)を2段目に12目編みます(1つのコマ編みの目に2目ずつ中長編みを編んでいきます)。

柄の残りの部分の編み方

コップで言う底の形が丸く編めたら、次はコップの胴体の部分を編みます。丸く12目の網目が今あると思います。その目に1目ずつ、長編みを編んでいきます。それを4段くらい繰り返して編むと、どんぐりのボディとバランスが良い長さになると思います(短いなと思ったら、もう一段余分に編んでください)。

どんぐりの縫い付け&綿入れ

①ドングリの本体を2枚編みましたので、それを本体を編むときに使った毛糸で縫い合わせていきます。どんぐりの下(帽子ではない方)の方から、中表にしてどんどん端を縫い進めていきます。帽子のてっぺん付近を約20㎝くらい縫わずに口を開けておき、そこからくるっと裏返します。中に沢山、綿を詰めてください。

②帽子の柄の部分にも綿詰めします。

③最後に、帽子の柄とドングリのてっぺん部分をくっつけて縫えば、完成です!

まとめ

ドングリクッション

どんぐりクッションの編み方を説明させていただきました。色のアレンジや、糸の太さで様々な大きさのかわいいドングリクッション作りに是非チャレンジして、お家の中にどんぐりがコロコロ転がっている風景を楽しんでください。写真の中の、虫食いリンゴの作り方もいつかご紹介します!

 

↓棒針編み 困ったときに聞く本

 

↓かぎ針編みの基礎BOOK

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