アメリカ旅行!サウスダコタ州クレイジーホース・メモリアルの見どころ、場所、料金、レンタカー、宿泊情報

アメリカ合衆国・サウスダコタ州への週末旅行や、お隣のワイオミング州のデビルスタワー国定公園、イエローストーン国立公園、グランドティトン国立公園などを周る数日間の旅行を考えている方は、サウスダコタ州にある4人の大統領の巨大彫像があるマウントラシュモア国立記念公園(Mount Rushmore National Memorial)や、アメリカインディアンの勇者をたたえた彫像があるクレイジーホース・メモリアル(CRAZY HORSE MEMORIAL)へ観光されることも検討されていると思います。


今回は、クレイジーホース・メモリアルの見どころ、場所、料金、レンタカー、宿泊情報などをお伝えします。

クレイジーホース・メモリアルの見どころ3選

クレイジーホース・メモリアルはとても広く、Welcome centerに入って、併設のIndian Museumや、その他の展示ルームなどをゆっくり周ろうと思うと、あっという間に軽く2時間以上はかかります。スケジュールに合わせて、優先順位を付けて見学されると良いと思います。

↓クレイジーホース・メモリアルの館内マップ(公式サイトより)

クレイジーホース・メモリアルマップ

見どころ①アメリカインディアンの勇者の巨大な彫像

クレイジーホース・メモリアル

アメリカインディアンのスー族の戦士をイメージしたクレイジーホース・メモリアル。地上からの高さはなんと641フィート(約195.4メートル)もあります。1948年6月3日から彫刻作りが始まり、約70年経った今でもほとんど未完成です。スケールの大きさに驚くこと間違いなしです。

見どころ②さらに巨大な彫像に近づける!Tour to foot of mountain

・料金:4ドル(6歳以下は無料)

・ツアー所要時間:25分

welcome center近くにバス停があり、チケットを購入して待っていると、使い古されたスクールバスがやってきて、それに乗り込んでツアー開始です。ガイドさんがクレイジーホース・メモリアルの彫像などの説明をしながら、巨大彫像のかなり近くの距離まで近づいて見学できます。ツアーラストは、バスから降りて見学もできます。間近で見ると、さらにすごい迫力ですので、おススメです!

バスが来る間隔ですが、私が行った時は土曜日だったこともあり、15分くらいの間隔だったと思います。これが平日になるとどうなのでしょうか…、ひょっとしたら土曜日よりも間隔は長いかもしれません。

見どころ③縮小モデル1/34の大きさや1/300の大きさの像と、実物の巨像の大きさを比較する

クレイジーホース・メモリアル

↑これは1/34の大きさの像です。パンフレットにも載っている有名な像で、意外に大きくてびっくりします。なんと16トンもあるそうです。Welcome center内には、1/300の大きさの像もあります。これらの像を見ながら、背後にある実物の巨像の完成形を想像するのも楽しいです。

その他

その他、シアターや北アメリカのインディアンミュージアムなど色々あります。とにかく全部ゆっくり観て周ろうと思うとかなり大変ですので、まずはマップをしっかりチェックされて、ご自身の興味のありそうなところを優先されると良いと思います。最初に一番奥の建物まで歩いていきながら全体を把握し、その後にゆっくりエントランスに向かうのもアリだと思います。

クレイジーホース・メモリアルの風景写真

クレイジーホース・メモリアルの風景写真はコチラをご覧ください。クレイジーホース・メモリアルの雰囲気を感じていただけると思います。

クレイジーホース・メモリアルの場所

住所:12151 Avenue of the Chiefs, Crazy Horse, SD 57730

アメリカ中西部サウスダコタ州のラピッドシティ(Rapid city)という街の郊外にあります。サウスダコタ州の空の玄関口である、ラピッドシティ・リージョナル空港(Rapid city Regional Airport)から、車で約45マイル(約72km)・約60分、またマウント・ラシュモアから車で16マイル(26km)・約30分弱の距離にあります。

クレイジーホース・メモリアルの場所

 

クレイジーホース・メモリアルの入場料金・オープン時間帯・観光ハイシーズン・観光所要時間料金

料金

大人1名 12ドル

バイク、自転車、徒歩で来た人は7ドル

車の搭乗者数により料金が変わってくるようなので、詳しくは公式サイトをチェックしてください。

オープン時間帯

年中無休。

welcome center 、ミュージアム、ギフトショップは、夏期7:00~夜のレイザーライトショーの30分後まで、オフシーズンは8:00~17:00まで。

Educational and Cultural Centerは、夏期8:00~20:00まで。

夏期限定の夜のレイザーライトショーは、日にちによって開始時間が異なります。だいたい夜7時半~10時の間です。事前に公式サイトでチェックしておきましょう!

観光ハイシーズン

夏期(6月~9月初め頃)がおすすめです。夏期の最高気温は25℃~35℃前後まで気温が上昇し少し暑いですが、夏の降水量は低めです。冬は-9℃まで最低気温が下がることもあり、観光には適していません。

観光所要時間

広いため、ゆっくり周ると最低2時間はかかります。優先順位を決めてポイントだけ周れば1時間でも大丈夫かもしれません。

服装やドライブ中にあると良いもの

服装


①動きやすい服装が良いです。館内は広く沢山歩きますので、歩きやすい靴も必要です。ついでにバッドランズなどの国立公園に行く場合は、トレイルを歩いたりしますので、スカートよりもパンツが良いと思います。


②晴れた日はとても日差しが強いので、日焼け対策をしっかりしましょう!帽子、サングラス、薄手の長袖の羽織物、必要な方は手袋など。日焼け止めもあると良いです。日傘はトレイルなどを歩く時や、風が強い場所に行く時などに、むしろ邪魔になる可能性があるのと、アメリカでは日傘をさしている人がとても少ないため無駄に目立つこともあります。が、持っていかれたい方は、できるだけコンパクトに畳めるものが良いです。

ドライブ中にあると便利なもの


ペットボトルなどを冷却するための保冷バッグと大き目のジップロックがあると良いです。スーパーやホテルなどに無料の製氷機がありますので、そこで氷をもらえます。その氷を大き目のジップロック数枚に入れて、保冷バッグに飲み物のペットボトルと氷入りジップロックを入れると便利です。ジップロックは旅行中の色々なシーンで活用できますので、多めに持っていかれると良いですよ!(子供が熱を出した時は、ジップロックに氷を入れて、冷やしてあげることもできます)。

クレイジーホース・メモリアルへの移動方法

レンタカーがおすすめ!


サウスダコタ州を旅行される場合(マウントラシュモア、クレイジーホース・メモリアル、バッドランズ国立公園など)は、個人旅行の方はレンタカーがおすすめです。ラピッドシティ・リージョナル空港(Rapid city Regional Airport)には、Alamo、AVIS、Budget、Hertzなどのアメリカでも主要なレンタカー会社の営業所があります。(Hertzは若干お値段高めです)
レンタカーは日本で事前予約することで、かなり格安で契約することができますので、必ずネットで事前予約していきましょう。


ラピッドシティリージョナル空港(RAP)のレンタカーは”Budget”なら日本から確実に予約できます↓(出発場所に southdakota と入力すると、ラピッドシティリージョナル空港が出てきます)

レンタカーを借りる際の注意事項


注意1:主要レンタカー会社のほとんどが、違う営業所で車を返却すること(乗り捨てすること)ができます。乗り捨てしたい場合は、借りる際にone way(もしくは、Return to different location)といった項目がある場合は、必ずそこにチェックを入れることを忘れないようにしましょう。


注意2:レンタカーを借りる際には、日本で取得した国際免許証と日本の自分の免許証が必要になりますので、忘れずに持参しましょう。


注意3:アメリカでレンタカーを借りられる年齢は21歳以上です。また、21歳~25歳の場合は、追加料金が必要になります。

注意4:慣れない地で、周りに何もないような広大なエリアを車で走行します。途中、道が悪い場所もありますし、何かあっても誰も助けてくれないような場所も車で走りますので、保険とロードサービス(AAA)などにはしっかり加入しておくことをお勧めします


私のトラブル体験談…私は乗り捨てするつもりでレンタカーの事前予約をしたはずだったのですが、実際は私のミスで乗り捨ての予約ができていませんでした…。しかも大手ではないレンタカー会社だったため、そもそもその会社自体が乗り捨てシステムがなく、結局、ラピッドシティの空港の営業所で予約をその場でキャンセルし、新たに違うレンタカー会社の窓口に直接行って車をレンタルし直すトラブルがありました。こうなるととても面倒なので、皆さま、乗り捨ての際は、申し込み時に乗り捨ての予約ができているかチェックしましょう!どこの空港にもある大手レンタカー会社”Budget”などですと、乗り捨てシステムは絶対にありますので安心ですよ。

ラピッドシティリージョナル空港(RAP)のレンタカー予約はコチラ↓(出発場所に southdakota と入力すると、ラピッドシティリージョナル空港が出てきます)

おすすめ宿泊ホテル


rapid cityで宿泊されることをお勧めします。rapid cityはサウスダコタ州の主要な観光地(マウントラシュモア、クレイジーホース・メモリアル、バッドランズ国立公園など)にも約1時間程度で行くことができますし、Rapid cityには宿泊ホテルも多数あり、街にレストランも多く便利です。私はちなみにRapid cityのグランドゲートウェイホテル(Grand Gateway Hotel)に宿泊しました。部屋もキレイで、特に何の不満もなく気持ち良く宿泊することができました。


注意:アメリカの地方の、それなりに普通以上の評価のあるホテルは、日本のホテルと比べるとどこも部屋がものすごく広い(1.5~2倍くらいの広さ)ので、日本人からすると、その広さだけでまず満足します。ただ、アメリカのホテルには、アメニティとして歯ブラシやスリッパが付いているところはほとんどありませんので、忘れずに必ず持参しましょう!


エクスペディアでラピッドシティのホテルを探す(航空券とセット購入するとお得です!)↓

リアルタイム空室確認が分かりやすい!エクスペディアの海外ホテル

行き方

日本から個人旅行の場合

サウスダコタ州への飛行機は、日本からの直通便はありません。サウスダコタ州ラピッドシティリージョナル空港へは、アメリカ合衆国の主要都市(ミネアポリス、シカゴ、デンバー、ソルトレイクシティ)からの便がありますので、日本からは少なくともこれらの主要都市で1回乗り継ぎが必要になります。乗継時の待機時間にもよりますが、最短で片道約15時間程度かかります。

東京発の飛行機ですと、乗り継ぎ回数が最低1回で行ける便が出ています。名古屋(セントレア)や大阪発の場合は、乗り継ぎが最低2回必要になります。

アメリカ国内から個人旅行の場合


サウスダコタ州にはアムトラック(長距離旅客鉄道)が走っていません。車、もしくは飛行機で来る必要があります。飛行機の場合は、サウスダコタ州へはミネアポリス、シカゴ、デンバー、ソルトレイクシティからの便がありますので、これらの都市以外の州から来られる方は、これらの都市で乗継が必要になります。


ラピッドシティ・リージョナル空港までの航空券を購入する(ホテルとセットで購入するとお得です!)↓

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

ツアー情報

クラブツーリズムから、イエローストーンとマウントラシュモア(さらにクレイジーホース・メモリアル、バッドランズ国立公園、デビルスタワー国定公園、グランドティートン国立公園)を巡る日本発着のツアーが出ています!↓

仲間と出会う、感動と出会うクラブツーリズムの旅/北米旅行

近隣の主な観光地


・マウントラシュモア(サウスダコタ州):コチラをご覧ください。

・バッドランズ国立公園(サウスダコタ州):コチラをご覧ください。

・ウインドケープ国立公園(サウスダコタ州):ボックスワークと呼ばれる、蜂の巣の形をした方解石で有名です。

・ウォールドラッグストア(サウスダコタ州):ウォールという町にある世界一大きいドラッグストア。バッドランズ国立公園Pinnaclesのゲートから約14キロ。お土産ショップ、レストランもあるので、立ち寄ると楽しいです。

・デビルスタワー国立モニュメント(ワイオミング州):ラピッドシティから約171キロ。巨大な岩で、映画「未知との遭遇」で有名になりました。

・イエローストーン国立公園(3つの州にまたがっています。ワイオミング州96%、モンタナ州3%、アイダホ州1%):ラピッドシティから約789キロ(約8時間)

アメリカ旅行!イエローストーン国立公園の観光情報(入場料・気候・ホテル・空港・レンタカーなど)

まとめ

クレイジーホース・メモリアル以外にも、サウスダコタ州には近くに観光地が色々あります。1日のうちに数か所の観光地を周りたい場合は(マウントラシュモア、クレイジーホースメモリアル、もう1つ近場の国立公園でしたら1日でなんとか周れると思います)、各観光地でのだいたいの滞在時間を決めていかれると、広いクレイジーホースメモリアルで時間を使いすぎることにならないと思います。

アメリカ旅行・関連記事

アメリカ旅行:イエローストーン国立公園の見どころ!おすすめ10選

アメリカ旅行!グランドティトン国立公園の風景・動物写真

アメリカ旅行!イエローストーン国立公園の風景・動物写真

アメリカ旅行・イエローストーンへ行く前のおすすめ穴場スポット!サウスダコタ州への行き方、観光、宿泊、ツアー情報

アメリカ旅行:バッドランズ国立公園の風景写真

 

カナダ旅行

ナイアガラの滝情報!人気アトラクション・船で滝壺まで行ける“霧の乙女号”のご紹介&”ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ”との違いを解説

 

スポンサーリンク