星野リゾートトマム「雲海テラス」のレビュー!早朝から効率的に楽しむおすすめの方法!

北海道・星野リゾートトマムは、夏のグリーンシーズン(たいてい5月中旬頃~10月中旬頃)に”雲海”の絶景を気軽に楽しめることで有名です。体力が求められる登山をする必要もなく、ゴンドラに約13分間揺られてトマム山頂へ行けば、運が良ければ見渡す限りの雲海を目にすることができます。

今回は、雲海テラスへのゴンドラに早く乗るためのコツや、ゴンドラの料金などの情報実際に雲海テラスから雲海を眺めた際の感想・展望スポットのご紹介、写真などをご紹介いたします。

自分が宿泊した日に雲海を見ることができたらものすごくラッキー!!!!もしも見られなくても、ちょっとしたアトラクションのように楽しめるゴンドラや、山頂での広大&素敵な景色で気分は上がることは間違いないので、ご自分の運に任せて雲海のための早起きを頑張ってみましょう!!

早起きしよう!ゴンドラに早く乗るための方法!

雲海テラス

↑雲海テラスからの日の出の光景。2022年8月撮影。

雲海は、発生状況やその様子も刻一刻と変化しますので、一番発生しやすいと言われている日の出前後にはゴンドラで山に登っていられたらタイミング的には最高です。雲海を見られる確率は20%~40%と低めです。ホテルの公式サイトや、ホテル客室のTVでは、雲海専用チャンネルで”翌日の雲海予報”を事前に確認することができます。

星野リゾートトマムのグリーンシーズン期間の宿泊者の多くが雲海を見ることを目的にしているくらいですし、宿泊者以外の人でももちろんゴンドラの料金はかかりますが雲海を見ることが可能ですので、ゴンドラ乗り場は早朝から”大変”混雑します

ホテル宿泊者の方々のために、シャトルバスも早朝から運航しています。ただし、シャトルバスの始発に合わせて多くの人がゴンドラへ向かうため、できればその時刻より早く行動した方が良いです。

ちなみに、私が宿泊した8月中旬のゴンドラの始発時刻は、日の出の約30分前の4時30分でした。ですので、ザ・タワーから出発したシャトルバスの始発時刻は、4時10分でした(季節によってゴンドラの運行時間が変動します。詳細はフロントで教えてもらえますよ)。

夏でも早朝はとても寒いので、あたたかい服装で、頑張って早起きして、できるだけゴンドラに早めに乗ることができるようにしましょう!!

 

リゾナーレトマム宿泊者限定”雲海テラスファーストバス”がある

雲海テラス

リゾナーレトマム宿泊者限定で利用できる、早朝の始発バスがあります。この”雲海テラスファーストバス”に乗車すると、雲海テラスへ行くためのゴンドラにも優先的に搭乗することが可能です(さすが、ザ・タワーよりも宿泊料金が高いだけあります☆)

雲海テラスファーストバス利用者の専用の搭乗口があり(一般の人たちとは逆方向に入り口があります)、ほとんど待たずにゴンドラに乗ることができますし、ゴンドラ搭乗のスタート時刻も一般の方々より早いです☆ディズニーなどの優先パスみたいなものですね!。

ザ・タワー宿泊者が乗ることができるバスは、リゾナーレトマム宿泊者よりも出発する始発バスの時刻が遅いです。さらに、ザ・タワー宿泊者はゴンドラ乗り場も優先されることはなく、一般の搭乗待ちの長い行列に並ぶ必要があります。

 

旅行会社の優先搭乗がある!

雲海テラス

↑ゴンドラに乗っている最中から空が徐々に明るくなり(日の出の前)、ワクワクしました。日の出の前にゴンドラに乗れると良いです。

JTBの”特定の”ツアーで星野リゾートトマムの宿泊予約をすると、”JTBゴンドラ優先搭乗”ができます。この場合、リゾナーレ宿泊者の”雲海テラスファーストバス”と同様の専用口から並ばずにゴンドラに搭乗できます

ザ・タワー宿泊者である私は朝4時ごろに早めにゴンドラ乗り場に行って並んだので、一般の列でも前の方に並べたのでそんなに長時間待機する必要はありませんでした。でも!それでもやはり自分の待機列とは違う方向から優先的にスムーズにゴンドラに乗りこむ人たちを横目で見て、とても羨ましかったです☆

 

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レンタカーか徒歩でゴンドラ乗り場へ!

雲海テラス

ゴンドラ乗り場で一般列に並ぶ必要のあるザ・タワー宿泊者の人は、ゴンドラ乗り場が混雑する時間帯より前に行動すると良いです。

つまり、ザ・タワーを出発するシャトルバスの始発時刻よりも早く、レンタカーでゴンドラ乗り場へ向かうか、もしくは徒歩(約700m・10分前後)で向かいます。ただし、まだ日の出前の時刻ですので、外は真っ暗です。小さなお子様連れのご家族の場合は、徒歩は難しい可能性大ですのでご注意を!

私がザ・タワーに宿泊した日は、朝の4時半からゴンドラが動くということでしたので、その約35分前の朝3時55分ごろにレンタカーでゴンドラ搭乗口へ到着した時点で、既に30人くらいが入り口前で並んでいました

日の出前は当然のことながら外は本当に真っ暗で、街頭もない慣れない森の中の道を短距離でも走るのは結構こわかったです。私が失敗した点は、前日の明るいうちにゴンドラ乗り場までの車での道のりや、駐車場の場所を実際に確認していなかったことです。そのせいで当日の朝は、真っ暗で周りがよく分からなかったこともあり、ゴンドラ乗り場から一番近い駐車場を通り越し、少し離れた駐車場に車を間違えて停めてしまいました。ですので、前日に時間の余裕のある方は、なんとなくでもルート確認をしておくと良いと思います。(下記「ゴンドラ情報」にマップを載せました)。


ザ・タワーからの始発バスに乗る場合も早めに並ぶ!

雲海テラス

JTBの優先もなく、レンタカーや徒歩でゴンドラへ向かうことが難しい人は、ザ・タワーから出発する始発シャトルバスでゴンドラ乗り場へ向かうことになると思います。

このシャトルバス乗り場も長い待機列ができますので、その列に並んでいる全員が最初のバスに乗ることは不可能です。ホテル側もそれを分かっているので、1台目の後にすぐに2台目のバスも続いてやってはきます。ただし、ゴンドラの待ち時間をできるだけ短くするためには、バス乗り場も早めに並んでおいた方が良いです。

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ゴンドラ情報・所要時間・運賃

雲海テラス

↑紫のマルで示した場所が、ゴンドラ乗り場(リゾートセンター)です。

ゴンドラの所要時間は、乗り場(リゾートセンター)からトマム山頂駅(標高1088m)まで片道約13分です。

星野リゾートトマムの宿泊者は、プランによってはゴンドラ料金が宿泊代金に含まれています。ゴンドラは宿泊者以外の方も利用できます。ゴンドラの利用料金は、往復料金 大人1,900円、小学生1,200円、ペット500円、ゴンドラ乗り場周辺の駐車場は無料で利用可能です。

ゴンドラからの景色はとても楽しく特別感があります。雲海を仮に見られなくても、ゴンドラに乗ることだけでもアトラクションのようにワクワクしますし、山の上からの北海道の景色は雄大で素敵です。その日の雲海予想で雲海を見られる確率が低い場合でも、早起きしてゴンドラで山頂まで行く価値は十分あると思いますし、山頂の”雲Cafe”で朝日をみながら美味しくてかわいい雲海コーヒーなど飲みながらゆっくりくつろいでみるのもおススメです。

雲海テラス

↑写真は、星野リゾートトマム公式サイトより抜粋。「雲カフェ」でオーダーできるかわいいドリンクなど。

雲海が広がる景色は最高に美しい!!

雲海テラス

↑雲海テラスから見た日の出。このタイミングではまだ雲海が少なかったです。2022年8月。

私は、1泊2日の宿泊でしたので、雲海を見られるチャンスはたった一度きりだったのですが、幸運にも雲海を見ることができました。

日の出前の空がうっすら明るくなってきたタイミングでは雲海が少しあるかな??くらいのレベルでしたが、日の出から20分後くらいに急激に雲海が空全体に広がり始め、まるで天界から下界を見渡すような幻想的で美しい景色を楽しむことができました。

雲海テラス

↑日の出の時間帯の、うっすらとした雲海。

 

雲海テラス

↑どんどん雲海が広がっていきました。

自分達の宿泊しているホテルが雲海の中に佇む光景も面白かったです。

雲海テラス

↑ザ・タワーが雲海の中に入っています。

 

 

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雲海テラスの”展望スポット”と個人的な感想

雲海テラス

雲海テラスには景色を様々な角度から楽しめるように個性的な展望スポットが点在しています。個人的感想ですが、どれも朝の早い時間帯(人が少ない間)に楽しめると良いと思います。そうしないと、各展望スポットで楽しむために結構な人が列を作って並んでおり、順番待ちをする必要があります…!

 

展望スポット①「Cloud Bar(クラウドバー)」

雲海テラス

↑「クラウドバー」の写真。星野リゾートトマム公式サイトより

高さ3 mの椅子と長さ13mのカウンターが景色を見渡せるように並び、椅子は1名用が3脚、2名用が2脚設置されています。混み合ってくると、この椅子に座るために、結構な人が並んでいますので、座りたい方は早めに☆

 

展望スポット②「Cloud Walk(クラウドウォーク)」

雲海テラス

山の斜面からせり出した雲の形のデッキがあり、その上を歩きます。まるで雲海の上を歩いているようで楽しいです。このデッキは、混み合っていてもただ歩いて景色を眺めるだけなので、順番待ちの問題はなく誰でも楽しめると思います。

 

展望スポット③「Sky Wedge(スカイウェッジ)」

雲海テラス

↑スカイウェッジの写真。星野リゾートトマム公式サイトより。

クラウドウォークからもう少し山の上にある展望エリアで、そんなに広くないデッキが山の斜面から突き出したような形になっています。ここからの景色もなかなか素敵なのですが、このスカイウェッジから写真を撮るために、多くの人が並んで順番待ちをします。私は列に並ぶことが面倒になってしまって、こちらをスルーして、さらに山の上を登っていきました。

 

展望スポット④「Cloud Bed(クラウドベッド)」

雲海テラス

↑クラウドベッドの写真。星野リゾートトマム公式サイトより。

「雲粒」をイメージした白い大きな丸いクッションが沢山並んでいるエリアが、クラウドベッドです。クラウドベッドは山の上へ行く時の小道沿いにありましたが、私はただのオブジェだと思って「かわいいな!」と思いながら素通りしてしまいました。私のようにあらかじめ知識がないと素通りしがちですが、この雲のまんまるクッションは弾力性があるそうで、自由に座って良かったのだと後から知りました。写真映えもしてかわいいですよね!

 

展望スポット⑤「Contour Bench(コンターベンチ)」

雲海テラス

↑コンターベンチの写真。星野リゾートトマム公式サイトより。

コンターベンチはクラウドベッドよりも山の上にあり、長いベンチに沢山の人が座って景色を楽しめるようになっています。ただ、コンターベンチは、早朝の時点では誰もがスルーして1人も座っておらず、他の混み合いそうなエリアへ皆が向かっていました。他の展望スポットと比較すると人が集まりにくいので、むしろ穴場なのかもしれません。

 

展望スポット⑥「Cloud Pool(クラウドプール)」

雲海テラス

雲の形の大きな編み目のハンモックのような展望エリアです。他の展望スポットよりも山の上の方にあるので頑張って登りましょう!クラウドプールのハンモックの編み目の下には雲海が広がり、とても気持ちが良いです。ここも人気スポットですし、ハンモックに一度に乗れる人数制限があり、順番待ちがありました。私は比較的早めにクラウドプールに到着したので、15分くらい並んで順番がやってきました。一緒に旅行していた親戚がクラウドプールに到着した時には、とんでもない行列ができていたため、ここでの展望は諦めたそうです。やはり、何でも早め早めに行動した方が良さそうです。

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帰りは雲の中へ!!

雲海テラスからゴンドラに乗って地上へ帰ることになりますが、帰りもとても面白いです。自分の乗るゴンドラが雲の中へ入っていきます。

雲海テラス

 

そしてホテルの部屋の窓から景色を見たら、窓から見た景色の下半分が雲でした。これには家族全員が感激でした。宿泊したザ・タワーも、下から見たら真っ白でした。こんな風になってしまうのですね!

雲海テラス

 


まとめ:雲海テラスは絶対におすすめ!!

雲海は自然相手の現象ですので、見られる確率は40%以下と低いのですが、自分が宿泊した日に雲海を見ることができたらものすごくラッキー!です☆でも、もしも雲海を見られなくても、ちょっとしたアトラクションのように楽しめるゴンドラや、山頂での日の出、そして北海道の広大&素敵な景色で気分は上がることは間違いありません。ご自分の運に任せて雲海のための早起きを是非頑張ってみてください!!

 

関連記事①:新千歳空港から星野リゾートトマムへ向かう場合の交通手段・所要時間・金額、またレンタカーを使用する場合の道中での立ち寄りスポットなどはこちらの記事にご紹介しています。ご旅行前にチェックしてみてくださいね!

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