レジンでアクセサリーの作り方:空枠を用いて名入れのキーホルダーチャームを作る:初心者向け

自分の名前が入ったチャームって、特別感が増しますよね!今回は、初心者向けのレジンの作り方第2弾として、レジンの空枠を用いた名入れチャームの作り方をご紹介します。基本的な作り方をマスターしてしまえば、自分やお子様の名前を入れたオリジナルのキーホルダーやアクセサリーも沢山作れるようになりますよ。

前回の記事、初心者向けレジンの作り方第一弾!シリコンモールドを使ったレジンの作り方もご興味のある方は是非チェックしてみてくださいね。

準備するもの

※初めてレジンでアクセサリーを作られる方は、UVレジンの基礎知識の記事を併せて読まれることをお勧めします。

レジンの空枠(お好きなもの)…レジンの中にパーツ(ビーズやドライフラワー、シールなどなど)を封入したい場合は、それなりに厚み(3mm以上が作業しやすいです)がある型枠を選びましょう。私は今回、100均で購入した星型の型枠を使用しました。


②UVレジン液…透明色のレジン液と、色付けしたい場合は染料(レジン専用の着色液”宝石の雫”や、染料、食紅、アクリル絵の具)や100均で売っている着色レジン液などを準備してください。


私は今回、”星の雫”というUVレジン液(透明色:25gのもので定価1600円位)と、100均の紫の着色レジン液を使用しました。星の雫は、硬化も早く、質も良いので劣化による黄変などもありませんのでおススメです。


UVランプまたは太陽光…太陽光でレジンを硬化させる場合は、時間がかかり、ホコリも入りやすいので、気を付けて作業しましょう。私は置き型のタイマー付きUVライトを使用しました。私が使っているUVライトはこちらです↓


↓こちらのUVライト、タイマー付きでしかも安くて人気だそうです↓

封入したいパーツ…できるだけ平らで、型枠に入る大きさのものにします。私は今回、ラメパウダー、小さな星形フレーク、夜光パウダーなどの細かいパーツと、名入れのチャームを作るために、極小のアルファベットシールを薄い透明なセロファンに貼り付けてレジンに封入しています。

名入れをしたい場合は、極小のアルファベットシールや、ひらがなシール、または極小文字をレジンで作れるシリコンモールドなどを使用します。私が今回名入れで使用したアルファベットシールは↓こちらです。


こちらのアルファベットシールは、1文字の大きさが縦3mm×横3mmになっています。私はレジンで小さめのゴシック体のアルファベットを入れるのが好きなので、このシールをよく利用しています。が、100均などでもアルファベットシールは売っていますので、お好きなものを選んでくださいね。

極小文字を作ることができるシリコンモールドもありますよ↓。沢山文字を使いたい場合は、シールを購入するよりも、自分でレジンで作った方が必要なアルファベットだけ用意できますし安上がりですよね!実は、私もこれを購入しようか悩んでいます…。


シリコンシート…作業台として使用します。小さいものは100均で購入できます。

マスキングテープ…レジンの色合いなどを確認しやすい白色がおススメ!レジンの型枠の片面にマスキングテープを接着させて作業しますので、太いものの方が使いやすいです。

つまようじ…レジンを隅々に行き渡らせたり、大きな気泡を取り除いたり、透明レジンに着色剤を着色するのに使用します。

アルコールのウェットティッシュ…硬化前のレジンはアルコールのウェットティッシュでふき取ることができます。

型枠レジンの作り方

①マスキングテープにレジンの型枠を置く

名入れレジン

マスキングテープの接着面を上にして、その両端を折って手で持ちやすいようにします。レジンの型枠を乗せられる大きさにマスキングテープを準備できたら、マスキングテープの接着面(ベタベタな方)にレジンの型枠をくっつけて置きます。

太めのマスキングテープなら、レジンの枠がはみでないので、そのままレジンの枠を置くことができます。細いマスキングテープでも、マスキングテープ同士の端を重ねて貼り合わせて太くすることで問題なく使用できます。

②着色レジン液を型枠に少量入れる→UV照射

名入れレジン

好きな色の着色レジン液(私は今回、100均の着色レジン液を使用しました。)を、型枠の1/4くらいの厚みになるように、つまようじで全体に行き渡らせながら入れる。この際、きちんと型枠の隅々までまんべんなくレジンが行き渡っていることを確認してください。気泡もつまようじで取り除きます。気泡などは完成した時の見栄えに響いてきます。

しっかり隅までレジン液を入れたことを確認後、UVランプ(または太陽光)で硬化させてください。星の雫のレジン液なら約1分~2分くらい、100均の着色レジン液なら厚みにもよりますが、5分もあれば硬化します。硬化後に、つまようじなどで、しっかり硬化しているかどうかを確認しましょう。

③マスキングテープをはがす

名入れレジン

あまり長くマスキングテープを付けたまま作業すると、マスキングテープをはがしにくくなってしまいます。マスキングテープをはがした面はザラザラしていますが、とりあえずそのまま次の作業に進んでください。

④パーツを封入する

④-1:セロファンに名入れしたい文字のシールを貼る

名入れレジン

まずは、レジンの枠に、自分が入れたい名前をどのように配置するか決めます。その後、曇りのないセロファンに名入れしたい文字シールを、等間隔で貼っていきます。この際、セロファンの下に目盛用紙などを置いたりするとキチンと等間隔で貼れます。文字の間隔が開きすぎると、レジンの枠内に収まらなくなってしまう危険性がありますので、その辺はしっかり考えながら作業します。セロファンの余分な部分はカットして、レジン枠に入ることを確認します。

 

↓レジンの枠内にきちんと文字が収まるか、セロファンを枠の上に置いたりして、確認しましょう!この写真は、確認しているところです。この後に周りの余分なセロファンをカットしました。

名入れレジン

④-2:一番後ろの背景に模様などをシールで入れたい場合は、シールを貼る

名入れレジン

名入れのセロファンを入れる前に、その後ろ側に何か模様をシールで入れたい場合は、硬化して硬くなっているレジンの部分に、そのシールを貼ります。細かい作業は、ピンセットで行うと作業しやすくなります。私は、雪の結晶のシールを2枚貼りました。

④-3:透明なレジン液を全体に広がる量だけ入れ、ラメパウダーや、名入れセロファンを封入→UV照射

名入れレジン

透明レジン液を少量だけ垂らしてレジン枠に入れて、それをつまようじで全体に行き渡らせます。ラメパウダーや夜光パウダーなどを全体に混ぜて入れたい場合は、透明レジンに適量入れて混ぜ合わせて使用します。

名入れレジン

その上に、名前のシールを張り付けたセロファンを、空気が入らないように、端の方からゆっくり置きます。名前の周りに隙間があり、そこに飾りを入れたい場合は、名前の周りに入れます。私は星形フレークを入れました。

封入したパーツが動かなくなるまでUV照射します(裏側からもUV照射すると確実です)。

⑤レジンの枠ギリギリまで透明レジン液を入れ、UV照射する(表面の完成)

名入れレジン

パーツ封入の後は、レジン枠のギリギリの厚みのところまで透明レジン液を入れて、完全に硬化するまでUV照射する。

⑥裏面の処理

名入れレジン

マスキングテープを剥がした面が、ガサガサになっていると思います。その面に、少量の透明レジン液をつまようじで、レジン枠からはみ出さないように全体に行き渡らせます。その後、UV照射して、しっかり硬化させれば、つるつるになりますよ。

完成!

名入れレジン

これで、空枠を使った名入れレジンのチャームが完成しました!丸カンやその他のアクセサリーパーツを色々とつなげてアレンジしてみてくださいね!

 

↓初めてのは、UVレジンスターターセットを購入されるのもおすすめです。UVライトや様々なパーツが沢山入っていてお得です!

 

好きなことを仕事にしてみるのも素敵ですね↓

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