アメリカとカナダの国境付近にあるナイアガラの滝。ナイアガラの滝は、一番幅の大きいカナダ滝、アメリカ側のアメリカ滝、一番幅が小さいブライダルベール滝の3つの滝の総称で、それらを合わせてナイアガラ・フォールズ(Niagara Falls)と言われています。今日は、ナイアガラの滝のアトラクションの中でも人気である、滝の真下の滝壺まで船に乗って行く”霧の乙女号”のご紹介をしたいと思います。霧の乙女号と全く同じルートを巡る”ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ”にご興味のある方も、必見です!
ナイアガラの滝への行き方
ナイアガラの滝がある町の名前は、”ナイアガラ・フォールズ”です。ナイアガラの滝がカナダとアメリカの国境に位置するため、この”ナイアガラ・フォールズ”という町の名前は、カナダ側にもアメリカ側にも同じ名前でこの地域にあります。
カナダ・トロントから
ナイアガラ・フォールズから一番近いカナダの空港は、トロント・ピアソン空港です。
ナイアガラ・フォールズへは、カナダのトロントから、長距離バス、シャトルバス(トロントのダウンタウンのホテルで予約できることがありますし、空港からも出ています)、VIA鉄道(トロントにあるユニオン駅から出発)、などの交通手段があり、片道およそ2時間くらいでナイアガラ・フォールズへ到着します。
シャトルバスなどは事前予約が必要なことがありますので、事前にチェックしてみてください。
アメリカから
空港経由
ナイアガラ・フォールズに一番近いアメリカの空港は、バッファロー・ナイアガラ国際空港です。
空港からシャトルバスが運行しており、カナダ側とアメリカ側の両方の主要ホテルまで行くことができます。事前予約が必要になりますのでご注意ください。
また、バッファローからナイアガラ・フォールズへ行けるアムトラック(電車)や、長距離バスも出ています。どれも片道およそ1時間強かかります。
車で
私はアメリカミシガン州から車でナイアガラ・フォールズまでいつも行っていました。ニューヨークに住む友人は、ニューヨークから車でナイアガラ・フォールズまで行ったそうです。時間のある方、もしくはアメリカに住んでいらっしゃる方は、車で行く事ももちろん可能です。
ミシガン州からナイアガラ・フォールズまでの道のりは、景色がとてもキレイで(途中から日本の北海道のような広大な景色が広がります)、車で国境を超えるのもちょっと緊張しましたが、意外に簡単で楽しいです。
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霧の乙女号とは?
霧の乙女号(英語では Maid of the Mist)は、アメリカ側から乗る、カナダ滝の真下の滝壺まで船で行くアトラクションです。
ポンチョを着ていても、ポンチョから出ている部分は、容赦なくずぶ濡れになります。滝壺近くでは、嵐に巻き込まれた状態になり、まともに目も開けられないどころか、滝が痛く感じ、滝行をしているかのような錯覚に陥ります。カメラは防水機能が付いていないとたぶん壊れますし、顔のお化粧も綺麗に取れます。(記事の下の方に写真を沢山掲載しておりますので、参考にしてください)。
ナイアガラの滝の偉大さを肌で感じられるアトラクション。ナイアガラ・フォールズに来たら、これを経験しないでどうする!?というくらいのおすすめ度ですので、是非、滝壺まで船でいってみてくださいね!!
カナダ側からの船(ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ)との違いは?
↑向かって左がアメリカ側(霧の乙女号)、向かって右がカナダ側(ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ)です。
運営会社の違い
2013年まではカナダ側にも霧の乙女号があったのですが、カナダ側のみ運営会社が変わったことにより、カナダ側から出る船はホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ(Hornblower Niagara Cruises)と名称変更されました。ただ、霧の乙女号とまるっきり同じルートでカナダ滝の滝壺まで行くので、どちらも同じ楽しさです!
ポンチョの色
ポンチョの色は、霧の乙女号が青色、ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズが赤色になります。
船の大きさ
霧の乙女号の方が少し小さめです。ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズの方が大き目です。滝の水しぶきの当たり方などは同じではあると思いますが、より嵐に巻き込まれたかのような迫力を感じられやすいのは、強いていうなら、船が小ぶりの霧の乙女号かもしれません。
混み具合
カナダ側に比べて、アメリカ側の方がすいている事が多いです。カナダ側だと、ハイシーズンですと、長蛇の列ができていることが多いのですが、それと比べるとアメリカ側はまだマシです(どちらも午前中、しかも朝イチに行かれると良いですよ)。
アメリカ側もカナダ側もどちらも行ける!
ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境にあるため、レインボーブリッジという全長が300mくらいある大き目の橋を歩いて両国を行き来することができます。橋からの滝の眺めも素晴らしく、歩いて国境を超える経験もなかなか面白いと思います。ただし、国をまたぐため、パスポートが必須です。さらに、橋の通行料(50セント)や、車などで通行する場合などは別途お金の支払い(約5ドル前後)必要になってきますので、準備しておきましょう!
霧の乙女号の料金は?
大人 $19.25
子供(6歳~12歳) $11.20
5歳以下の子供 無料(大人と同伴のこと)
※こちらの料金は、2019年度の料金です。
船に乗る際の持ち物は?
①タオル…ポンチョが配布されますが、ポンチョから出ている部分はずぶ濡れになることを覚悟しましょう。ですので、最後に塗れた部分を拭くことができるハンドタオルなどが必要です。
②サンダル…スニーカーですと、塗れた後が気持ち悪いですので、サンダルがあると良いでしょう。しかも、塗れた場所で滑らないように、底がしっかりしたものが良いです。底がツルツルの履き古したサンダルはご注意ください。
③防水カメラ…滝を真下から写真撮影したい方は、防水カメラがあると良いです。スマホなどは、濡れて壊れないようにご注意ください。
霧の乙女号の様子を写真で紹介
それでは、霧の乙女号のアトラクションの様子を写真でご紹介します!
↓①ポンチョを着て、今から出発です。日本から遊びに来た義理の両親と一緒に乗りました。すでに両親はポンチョの顔の部分をあり得ないほどすぼめています…。
↓②船の2階、前方に乗れたため、前方のカナダ滝がよく見えます。左手に、アメリカ滝も見えてきました。
↓③左手に見えたアメリカ滝。真横を通ります。滝の音が気持ち良いです。
↓④お天気の良い日は、かなりの高確率で虹が見えます。
↓⑤カナダ滝にだいぶ近づいてきました。カモメが沢山飛んでいます。
↓⑥カナダ滝の水しぶきが飛んでくる距離まできました。ドキドキします。
↓⑦カナダ滝の真下に入ります。
↓⑧大嵐のような状態。水しぶきが痛いくらいに当たり、目が開けられず、うつむくことしかできません…これを滝行と言うのでしょうか。下を向くと、水面にも大雨のような水しぶきがバシャバシャ降り注いでいます。
↓⑨1階の前方にいる人たち。完全に嵐の中のタイタニック状態です。
↓⑩顔もずぶぬれの母です。あまりの滝のすごさに、無言です。
↓⑪私達の様子を、夫が上から撮影してくれていました。こんなところにいたんですね!
↓⑫みんな結構濡れていますが、滝の迫力を間近で感じられて、興奮気味&気分は最高です!!顔と前髪、足は確実に濡れます。
まとめ
ナイアガラの滝の人気No.1のアトラクションである、滝壺まで行く船のツアーはとてもお勧めですので、是非、体験してください。アメリカ側の霧の乙女号、またはカナダ側のホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズのどちらも、ルートは変わりませんので、できるだけ空いている朝一番(9時ごろです)に乗船場に行かれると良いと思います。
カナダ・ナイアガラの滝で、楽しい思い出を沢山作れますように!
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