2023年にスタートするNHK大河ドラマ”どうする家康”の舞台でもある、徳川家康生誕の地、愛知県岡崎市には、東海地方でトップクラスを誇る蔵元”丸石醸造”があります。今日は”丸石醸造”の夏のおすすめイベント「二兎宵のSAKE BAR」のご紹介と、銘酒「大吟醸 徳川家康」と「二兎」もあわせてご紹介いたします。
丸石醸造ってどんなところ?アクセス方法は?
↑丸石醸造の直売店。賞状が沢山飾られています。お酒だけでなく、お菓子やおちょこ、岡崎土産なども販売されています。
丸石醸造は、元禄3年(1690年)に東海道岡崎宿で酒蔵を創業し、300年以上もの歴史がある蔵元です。丸石醸造の酒蔵には冷蔵タンクの設備が整っており、酒造りには欠かせない繊細な温度管理も徹底して行っており、そのような酒造りへのひたむきな情熱と愛情がしっかりと評価され、年に一度開催される日本酒の全国大会「全国新酒鑑評会」でも過去に何度も金賞を受賞しているのも納得です。
この丸石醸造では年に4回長誉祭りというイベントを開催しています。イベントは毎年2月、4月、7月、12月にたいてい開催され、遠方よりわざわざ足を運ばれる人もいるほど人気です。
丸石醸造へのアクセス情報
↑大きな駐車場もありますので、車でお越しの際も安心です。
丸石醸造の住所:〒444-0015 愛知県岡崎市中町6丁目3-3
丸石醸造のTEL:0654-23-3333
電車で…名鉄「東岡崎駅」北口より徒歩で約25分、タクシーで約10分程度。東岡崎駅からバス乗車した場合は、バス停「中町北」または「岡崎市中町」で下車し、そこから徒歩約3分。
車で…東名高速道路「岡崎IC」より約5~10分程度。
※岡崎市の観光のついでにこちらへ立ち寄るのもおすすめです。岡崎市の観光・お土産情報はこちらの記事に記載しておりますので、参考にしてください。
直売店の外観も素敵
敷地内に直売店もあります。直売店は立派な蔵造りの建物です。ちなみに毎年7月に開催される夏の「SAKE BAR」イベントのドリンクチケットは上の写真のように、この直売店の前で販売されます。
丸石醸造の「大吟醸 徳川家康」&「二兎」は一度は味わいたい!!
丸石醸造のお酒の代表的なものですと、「大吟醸 徳川家康」は超有名ですし、「二兎」は近頃ファンが増えている銘柄です。また他にも「長誉(ちょうよ)」や「三河武士」などもあり、日本酒好きの人ならこのうちの数点は一度は耳にしたことがある銘柄だと思います。ここでは「大吟醸 徳川家康」と「二兎」について少しご説明させていただきます。
「大吟醸 徳川家康」
沢山の銘酒を生み出している丸石醸造ですが、中でも「大吟醸”徳川家康”」は一度口にしたら忘れられない!と多くの人が語るほど、その名にふさわしい日本酒です。「酒米の王様」と称される最高級米である”山田錦”を40%使用し、仕込み水にもこだわってじっくり発酵することで、お米本来の旨味を最大限に生かし、雑味がなく、香りも豊かで、深みのある上品で優雅な味わいが特徴です。口当たりも滑らかで、私の家族も大好きで、特別な日などに嗜んでいます。
岡崎のお酒と言えば、この丸石醸造の”大吟醸 徳川家康”と言われるほどで、岡崎のお土産にはもちろんのこと、格調高い銘酒として贈答用にもピッタリだと思います。
ファン急増中の「二兎」
↑直売店には様々な種類の二兎が並んでおり、その様は圧巻です。
2015年12月に新しく生まれた銘柄「二兎(にと)」。コンセプトは”二兎を追うものしか二兎を得ず”だそうです。丸石醸造のHPには、「二兎」の紹介として以下のように記載してあります。
「味と香」、「酸と旨」、「重と軽」、「甘と辛」、「入りと後味」、「複雑と綺麗」…など、一見すると二律背反する2つのコトガラが最高のバランス・味わいになるように造っています。
「二兎」は、まさに”二兎を追ったからこそ”得られる贅沢な味わいのお酒です。
二兎シリーズは、ラベルによって使用している酒米と精米歩合に違いがあります。二兎の共通する特徴は「新鮮さ」、「後味の良さ」、「食との融合」だそうです。丸石醸造へ足を運ぶと、ラベルの違う二兎がズラーっと並んでおり、圧巻です。ここでしか見られない貴重な光景だと思います。
2匹のうさぎのロゴマークがとても素敵で、もちろん味も良い!!二兎のファンが全国的に急増中です。
↑直売店では数量限定の”二兎グッズ”もずらりと並んでいます。Tシャツなど、なかなかよそでは入手できない商品だと思います。
丸石醸造の夏のイベント「SAKE BAR」がおすすめ!
丸石醸造では年4回長誉祭りというイベントを開催しています(詳しい日程はHPをチェックされると良いです)。どのイベントもその時でしか味わえない限定酒があったりで見逃せませんが、個人的には毎年7月開催の夏の「SAKE BAR」のイベントが大好きですので、今回は丸石醸造のイベントの中でも夏の「SAKE BAR」のイベントのご紹介をします。
夏の「二兎宵のSAKE BAR」イベント
本来であれば毎年開催されるはずの夏のイベント「SAKE BAR」ですが、コロナの影響もあって、2022年夏に約3年ぶりに開催されました。
このイベントの楽しいところは、毎年イベント限定の”スペシャルおちょこ”を入手できることと、普段はなかなか手軽に味わえない様々な種類のお酒を少しずつチケット制バースタイルで楽しむことができることです。
BARのチケットはいくら??
「SAKE BAR」は完全チケット制ですので、まずはドリンクチケットを購入する必要があります。
ドリンクチケットは 10枚綴りで2000円 です。
前売り券もイベントの約1週間くらい前から購入可能ですし、もちろん当日でもチケット購入は可能です。イベント当日には食べ物の販売もありますが、食べ物を購入する際は現金払いです。また、イベントには飲食物の持ち込みは禁止ですのでご注意ください。
品のあるスペシャルおちょこ:BAR専用おちょこが素敵
↑左:2019年限定色(レッド)、中央:2022年限定色(パステルピンク)、右:定番色(ネイビー)
「SAKE BAR」のイベントに参加するには、二兎のおちょこ(もしくはリーデル二兎グラス)が必要です。BARでは、このおちょこにお酒を注いでもらえます。前年度までの二兎おちょこを持っている人は、そのおちょこ持参でもOKです。おちょこは結構容量があり、自分で確認したところ、1杯70ml強くらい入ることが判明!
おちょこはイベント当日の14時からドリンクチケット2枚分と交換できます。
おちょこのデザインは「二兎」のロゴマークに使用されている二匹のうさぎが付いております。そのうさぎが、毎年イベント限定カラーで定番色とは違う色に色付けされて、この日だけ特別に数量限定で販売されます。2022年のうさぎはパステルピンクでした。3年前はレッド。ちなみに定番カラーのネイビーも販売されていますよ。
私はおちょこをカラー違いでコレクションしたいので、既に二兎おちょこは持っているのですが、2022年限定のパステルピンクも入手しちゃいました。
丸石醸造のおちょこは品があって素敵ですので、私のように毎年コレクションされるのもおすすめですし、岡崎のちょっとしたお土産にされたり、二兎のお酒と一緒にお揃いの二兎柄のこのおちょこもプレゼントされたりしてみても喜ばれると思います。
「SAKE BAR」のシステムのご紹介!!
丸石醸造の年4回の長誉祭りの中では、この夏のお祭りだけが唯一”チケット制バースタイル”でお酒を楽しむことができます(他3回のイベントは販売会になります)。おつまみと美味しい日本酒(2022年は、二兎は19種類もありました!!大吟醸徳川家康もありました!)を味わえますので、このイベントを楽しみにされている人も多いです。
システムはとても簡単で、お酒をチケットと交換して、おつまみ(一皿400円~500円くらい)も食べたい場合は屋台で購入などして、ただただゆっくり楽しむ!という感じです。
会場は長誉館という歴史を感じる味のある蔵の中!配布されたお酒リストから好きなものを選んで、希望の番号を伝え、おちょことチケットをお店の人に渡すと、お酒を注いでいだだけます。
BARスタイルですので、テーブルは用意されていますが、基本、立ち吞みスタイルです。みなさん節度を保って、美味しくハッピーにお酒を嗜んでいらっしゃるので、なかなか素敵な雰囲気でした☆
2022年は7月2日(土)に開催されました(大抵、毎年7月の第一土曜日に開催されることが多いです)。開催時間は15:00~20:00(ドリンクチケット販売&おちょこ交換は14時からスタート)までの5時間もありましたので、ゆっくり自分のタイミングで楽しめるところも良いですよね!
夏のイベント以外(2月の蔵開きのイベント、4月、12月のイベント)は販売会になりますが、それはそれでイベント限定のお酒もありますし、とても楽しいです。コロナ禍は難しい場合もありますが、通例であれば、その日に購入した日本酒を丸石醸造で仲間たちと集って嗜むこともできますよ。
日本酒好きの方や、ご興味のある方は、是非一度、丸石醸造へ足を運んでみてくださいね!!
まとめ
愛知県岡崎市の歴史ある蔵元”丸石醸造”のイベント情報、日本酒情報をご紹介いたしました。愛知県岡崎市には丸石醸造の他にも、岡崎城、八丁味噌の郷など、歴史ある見どころの多い観光名所が沢山ありますので、一度は訪れられると良い場所だと思います(岡崎観光&お土産情報はコチラ)。
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