アップリケの作り方解説!例:ドラゴンクエストのスライムを作る

アップリケって小さくてもキャラクターのものだと結構高価だったりしますよね!?しかも子供の好きなキャラクターが売っていなかったり、自分がほしい大きさのアップリケがなかったり…。こんなことってありませんか?

アップリケは、単純な形のものはコツさえつかめば意外に簡単に作れます。今回は私の息子が好きな、ドラゴンクエストのスライムのアップリケを例にして、その作り方をできるだけ簡単&適当にできるように解説しますので、皆さまに参考にしていただけたらうれしいです。

スライムのハンドメイドにご興味のある方は、スライムのプラバンキーホルダーの作り方もありますので、コチラをチェックしてみて下さい。

準備するもの

①アップリケにしたい好きなキャラクターなどの絵を、トレース(上からなぞる)ための薄い紙。もしくは、トレースが面倒な場合は、キャラクターなどの絵をコピーした紙。(私はトレースする適当な紙がない時は、靴を買った時に中に入っている薄い紙を、シワを伸ばして使ったりする時もあります。)

②ハサミ(紙を切るハサミ&布を切るハサミ)

③使いたい全ての色の布(大きさが足りれば、ハギレでも何でも良い)。もしくは、フェルトでも良い(フェルトだと端がほつれることがなく厚みもあるので、より簡単に作りやすくなります。ただ、使用していくにつれて、フェルト生地が擦れて徐々にモワモワゴワゴワになってくる可能性大です。)

ドラクエのスライムを作る場合は、顔の水色の布、目の白い部分の布、目の中心の黒い布、口の赤い布の4色の布を準備します。

④片面接着芯(フェルトを使用する場合は、接着芯は必要ないです)。接着芯は100均でも購入できます。

⑤ボールペン、もしくは、布用の自然に消えるしるしを付けるペン(このペン、とても便利でおススメです!チャコペンシルだとうまく書けなかったりする線も、このペンはインクが出るのでスラスラ書けますし、発色も良くて書いた線が分かりやすいです。しかも時間が経つと、その線は自然に消えます!すぐ消したい時は、消しペン(イレーサー)付きなので、それを使えばすぐに消えます。手芸をやる人は、1本持っておくと、とても重宝しますよ。参考までにどんなものか↓に載せておきますね!

チャコエースE 紫+イレーサー自然に消える2〜14日間イレーサー付のツインタイプE-1

 

⑥アイロン&アイロン台

両面テープ(大事です!絶対に必要です!)

⑧ミシン(ジグザク縫いができるものであれば何でも良い)

作り方の解説

①作りたいキャラクターなどを決める

できるだけ単純な形で、使われている色も少なく、パーツも少ないものだと、作りやすいです。また、小さすぎると、各パーツも小さくなるため、全体的に縫うのが大変になります。

アンパンマンとか、ポケモンのピカチュウとかのレベルでしたら、使われている色も少なく、形もそこまで複雑ではなく作り易そうな気がします。今回私が作る、ドラゴンクエストのスライムもアップリケ作りには最適です!

また、ご自身でオリジナルの絵を書いて、それを使用されるのも素敵だと思います。

②キャラクターをトレースするorコピーする

単純な形のキャラクターでしたら、簡単にトレースできますので、薄い紙を上からあてて、鉛筆などでなぞって下さい。

トレースが面倒な場合は、キャラクターの絵をコピーしても良いです(拡大コピー、縮小コピーすることで、作りたいアップリケの大きさを変えることができます!)

また、コピーすら面倒で、さらにご自分が持っているキャラクターのその絵を切り取ってしまっても大丈夫ということでしたら、その紙をそのまま使用することも可能です。

③型紙の作成!トレースしたものをハサミで切り取る

トレースしたキャラクターの各パーツ(ドラクエのスライムなら、顔、口、目の白い部分、目の黒い部分)をハサミで切り取る。小さいパーツの型紙は無くしやすいので注意して下さい。

これらのパーツは、型紙として使うだけですので、例えばスライムの口を切り取る際には、口だけを頑張ってくり抜こうとする必要はなく、顔の一部からハサミを入れて、口を切り取って大丈夫です。(意味が伝わりにくくてスミマセン。下の写真を参照してください。スライムの顔の型紙に口の下の部分でハサミが入っているのが分かりますか?これは、口を切り取るために入れたハサミです。)こういう切り込みは問題ありません。写真は分かりやすくするために、スライムの黒い目の部分はわざと載せていませんが、きちんと無くさずに持っていますのでご安心を♪)

④布をカットする

各パーツに使用する布を、各パーツの型紙サイズよりも少し大きめに適当にカットする

ドラクエのスライムの顔なら、青い布に型紙を乗せて、それより少し大きめに(1センチくらいでも良いですし、それ以上でも良いです。とにかく型より大きければ良いです。)布をカットします。スライムの白い目は2つあるので、白い目の2つ分が入るくらいの大きさで白布をカットします。黒目も2つあるので、2つ分が入る大きさで黒布をカットします。

⑤片面接着芯を切る(フェルト使用の場合は必要なし)

④で切り取った布(ここでは青色、白色、黒色、赤色の4枚)全てに片面接着芯を付けるので、片面接着芯を4枚の布のそれぞれの大きさに合わせて、カットする。(ここも適当で良いです。だいたい同じ大きさに切れれば良いです。)

⑥アイロンで布と接着芯を貼りつける(フェルト使用の場合は必要なし)

④でカットした各パーツの布の裏面に、同じサイズにカットした片面接着芯の接着部分が当たるようにして、アイロンで接着させる。

この際、アイロンはあまり動かさない方が布がよれなくて綺麗に仕上がります。

⑦型取りしてカットする

⑥の布の裏側(接着芯の方)に、各パーツの型紙を乗せて、ボールペンや自然に消えるしるしペンなどで型取りする。

型取りしたパーツを、ハサミでカットする。

⑧カットしたパーツの場所決め&貼り付け(アップリケ作りのポイント!)

目や口のパーツをできるだけ顔の正確な場所に縫い付けたいですよね!なので、ここで顔の型紙の出番です!

スライムの顔の布に、スライムの目と口が切り取られた型紙を乗せます。そうすることで、その目と口が切り取られている部分に、目の布と、口の布を置けば、正確な場所に縫い付けられますよね!

さらにここでポイントがあります!各パーツの場所が決まったら、そのパーツを両面テープで正確な場所にどんどん張り付けていきましょう!(両面テープがない人は、しつけ糸でしつけても良いです。しつけ糸が面倒でしたら、まち針をとめるだけでもできなくはないですが、縫いつける際にまち針が邪魔になったり、場所がずれる可能性があり、やりにくいと思います)

⑨ミシンで縫い付ける

ジグザクミシンで、各パーツの周りを好きな色の糸で縫います。ジグザグする横幅を細目(約0.5ミリ位)にセットし、縫い目の間隔も0.3ミリ~0.5ミリくらいにすると良いです。

1周ジグザグ縫いをしてみて、ちょっと縫い目が間隔があるかな?と思ったら、さらにもう1周ジグザグ縫いしてみてくださいね。

また、もしもパーツが小さすぎた場合は、その部分だけ手縫いをしてみるのも良いかもしれません。また、急なカーブがあったりしてミシンで縫うことが難しそうな場合も手縫いや、ミシンを使う場合でも手でハンドルをゆっくり回していくことで上手に縫える場合がありますので、その辺は臨機応変にやってみてくださいね。

⑩完成!あとは自由にアレンジしましょう

私は、息子のために昔作ったお手提げ袋がちょっと小さい子向けのデザインで、今の息子の好みに合わなくなってしまったので、バッグにつけていたポケットなどを全部取り外し、そこに今回のスライムのアップリケを縫い付けてみました。

ただ縫い付けるだけでは芸がないので、アップリケがポケットになるように、スライムの上の方の部分は敢えて縫い付けませんでした。そうしたら、スライムの頭の尖っている大事な部分が下に垂れ下がってしまったので、そこにはスナップボタンを付けて、定位置に固定できるようにしました。

以前、同じ布でスライムのコップ袋を作っていたので、それと一緒に並べるとなかなかかわいい感じになり、息子も喜んでくれて良かったです。

まとめ

以上、アップリケの作り方の解説をさせていただきました。私がおススメするアップリケ作りの一番のコツは、両面テープで貼り付けるところですので、ここだけはしっかり押さえて、皆さまも沢山素敵なアップリケを作って下さいね!

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