アメリカのハロウィン情報!ジャックオーランタンの作り方とデザインの紹介

ハロウィンの季節が近づいてくると、アメリカでは家の庭や玄関、その他の様々なところにハロウィンの飾りつけをする方が多いです。ハロウィンで家に飾る代表的なものの1つに、ジャックオーランタンがあります。私も毎年ジャックオーランタンを家の玄関に飾っていました。今日は、ジャックオーランタンの作り方と、ジャックオーランタンの様々なデザインのご紹介を主にしていきたいと思います。

 

パンプキンを準備する!

ジャックオーランタンのパンプキン

まずは、スーパーマーケットや、その他のパンプキンが売られている場所(パンプキンパッチ:Pumpkin Patch)に行って、自分の好きなパンプキンを買ってきましょう。私は毎年近所の農場のパンプキンパッチでパンプキンを調達しておりました(パンプキンパッチの説明は、”パンプキンパッチとは何?”の記事を参考にしてください)。

ジャックオーランタンは、ある程度大きいパンプキンの方が作りやすいですし、玄関に飾った時に大き目の方が目立って素敵なので、あまり小さいものを選ばない方が良いです。

ジャックオーランタンの作り方

準備するもの

①パンプキン

②顔のパーツを下書きするための油性ペン(黒や青より、赤色など暖色が良い)

③新聞紙など、ジャックオーランタンを作る際に下に敷く紙

④パンプキンをカット(カービングと言います)するための小刀など。↓これは私がアメリカで購入したカービングキットです。アメリカだと、このようなセットがよく売っています。

ジャックオーランタン

日本でも、ジャックオーランタンのカービングセットはネットで売っています。小刀と言ってもどういう刃のものを用意したら良いか分からない方は、こちらのカービングセットがあると作りやすいので毎年作られる方などは購入されても良いと思います。

パンプキンに顔のパーツの下書きをする

パンプキンに顔のパーツをペンで下書きします。油性ペンが描きやすいのですが、書くのを失敗すると油性ペンの跡が残ると汚くなりがちなので、できるだけ最初にデザインを考えておいてから、パンプキンに下書きしましょう。黒いペンよりも、赤いペンの方がオレンジのパンプキンには目立ちにくくて、ペン跡が残ってしまった場合もそんなに気にならないので、赤ペンなどの暖色系のペンをお勧めします。

ジャックオーランタンの下書き

また、パンプキンのヘタの周りを丸く切り抜いて、くり抜いた部分からパンプキンの種やワタなどを取り除きます。なので、ヘタの周りにもラインを書いておきます。(もちろん、この部分をギザギザにカットしたりするのも楽しいと思います)

ジャックオーランタンの下書き

パンプキンのヘタの周りをカットする

パンプキンのヘタの周りを先ほど丸く下書きしたと思いますが、そのラインに沿って、小刀などでパンプキンをカットします。このカットしたヘタの部分ですが、完成した際に、フタのようにまたカットした部分にハメます。なので、切り抜いたヘタの部分を捨てないように注意してください。

ジャックオーランタンを作る

このオレンジのパンプキンは意外に皮が柔らかいので、慣れてくるとサクサクとカットできます。

パンプキンの種やワタを取り除く

大き目のスプーンなどで、切り抜いたヘタの部分から手を入れて、中の種やワタを取り除きます。大きなパンプキンでも、意外に中身はスカスカだったりします。アメリカでは、取り除いた種はローストして食べる人が多いです。

パンプキンの種

顔のパーツをカットする

目や鼻、口などのパーツを、自分が描いた線に沿ってカットしていきます。細かいパーツがある場合は、怪我をしないようにご注意ください。

ジャックオーランタンの完成!

顔のパーツをカットできたら、ヘタの周りを丸くカットした部分に、最初にくり抜いたフタをはめ込んで、完成です!!

ジャックオーランタンの完成

 

ジャックオーランタンの中に明かりを入れてみよう

ハロウィン行事は夜なので、中にろうそくや、ライトを入れて、中を光らせます。ろうそくは火事になってしまうと危険なので、結構明るめのライトを入れると安心ですよ。

ジャックオーランタンの明かり

私はライトを入れてみましたが、この写真の撮影時は、ちょっと小さめのライトだったので明るさは足りてないです。もっと明るくしないと、夜の暗い中で目立ちませんね…。

プラスチック製パンプキンでもジャックオーランタンを作れる!

フェイクのパンプキン

ハロウィンの季節が近づくと、アメリカではクラフトショップなどで、沢山のニセモノ(フェイク)のカービング用パンプキンが販売されます。これはなかなか便利で、最初から下側に穴がくり抜いてあります。

結構柔らかいプラスチック?のような…、固めの発泡スチロール?のような素材でできていまして、このフェイクパンプキンですが、とても軽くて、しかもサクサクと簡単にカットできてしまうのです!

これなら腐らないですし、毎年使えますし(収納の場所を取りますが)、作りやすいですし、本物のパンプキンを毎年作るのも楽しいのですが、こういったフェイクのパンプキンでジャックオーランタンを作るのも利点は多いです。

私はこのフェイクのパンプキンを、ジャックオーランタンにせずに、部屋のインテリアとして飾るために購入しました。ただ単に飾るだけでも、秋らしい雰囲気で素敵ですよ。

色々なデザインのジャックオーランタンのご紹介

私は今回、かなり無難な顔のジャックオーランタンを作りましたが、みなさん本当に色々な顔のジャックオーランタンを作るので、街に飾ってあるものを見ていると、それぞれの個性を感じてとても楽しいですよ。

参考までに、どのようなジャックオーランタンがあるか、ご紹介します。

 

ジャックオーランタン

↑なかなか迫力ある顔です。ギザギザの歯が、皮の部分だけ削ってあって、手が込んでいます。

ジャックオーランタン

↑かわいい形のパンプキンです。顔はちょっと出川哲郎さんに似ている感じでかわいいです。

ジャックオーランタン

↑この発想、すごくないですか!?すごいインパクトです。たぶん中にドライアイスを入れてあります。これは中に明かりを入れるよりも、外からライトアップさせた方が良いかもしれません。私も今度、中にドライアイスを入れてみようかな~と思いました。

ジャックオーランタン

↑このジャックオーランタンの良いところは、頭のカットの部分をギザギザにして、そこからも光が漏れるようになっているところです。フタみたいにしっかりハメこむのもアリですが、こうやって少しズラすのも良いですね!

ジャックオーランタン

↑これはお子さんの作品です。頑張って作ったんだろうな~と、見ていて癒されました。お子さんのジャックオーランタンも1つ1つ味があって、見ていて飽きません。

ジャックオーランタン

↑パンプキンの顔にするのではなくて、こうやって違うデザインで彫刻のようにするのも、素敵です。このゴースト、雰囲気が出ていてすごいです!

ジャックオーランタン

↑パンプキンにペインティングするっていうのもカラフルで素敵です。これだったらパンプキンをカットしないので、時間とともに中が腐る心配もなく、長期保存できるので長く楽しめます!

ジャックオーランタン

↑アメリカの子供達の作品です。ハートや、こうもり、ドクロ、文字などがくり抜いてあって、なかなか面白いです。

 

オリジナルの素敵なジャックオーランタンを作ろう!

色々なジャックオーランタンを見ると、自分はどういうのを作ろうかと創作意欲が沸いてきますよね。みなさんも、ハロウィン行事の1つである、ジャックオーランタン作りを楽しまれてみてはいかがでしょうか?

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