先日、IKEA(イケア)でチェアを購入しました。名前は、POÄNG ポエング。
IKEAでは、ポエングシリーズとして様々なタイプのチェアを販売しています。
以下IKEAの公式HPでのポエングの説明です↓
POÄNG/ポエングの特徴? それは、体の曲線にフィットする曲げ木のフレームのユニークなデザインです。腰と首をしっかり支えるので、心地よく後ろにもたれかかってリラックスできます。お好きなフレームと布製カバーまたは革製クッションを自由に組み合わせておくつろぎください。
沢山あるポエングシリーズの中で、私が購入したものは、パーソナルチェア、バーチ材突き板, クニーサ ライトベージュと言うものです。
↓これは、IKEA公式HPの私が購入したポエングの画像です。
この私が購入したポエングのパーソナルチェアですが、とても座り心地が良く、色もシンプルで実際に使ってみてかなり満足しています。しかも、シートクッションのカバーも取り外しができて、シートもカバーも別々で洗濯可能です。
なのですが!うちには小さい子供がおり、いくら洗濯可能とは言っても、近くでクレヨンを振り回したりされて、洗濯しても取れないような汚れやシミがすぐに付きそうな予感がしました。だからと言って、毎日カバーを外してのお洗濯は面倒ですし、毎回子供にイライラ&ヒヤヒヤするのも、誰にとっても心地よい暮らしは送れないので、今回、簡単に取り外しできるポエングのチェアカバーを手作りすることにしました。今日は、そのチェアカバーの作り方をご紹介します。
準備するもの
・チェアカバーにしたい布…ポエングのシートクッションの長さが、縦128㎝×横55㎝なので、それより縦横の長さが最低でも12cm以上ある布。つまり、縦140㎝×横67㎝以上の布。
私は、IKEAで売っていたタオルケットを使用しました。商品名は、”STRANDVALLMO ストランドヴァッルモ”という、ベージュのタオル素材で肌触りの良いタオルケットで、サイズは140㎝×190㎝です(下の写真は、IKEA公式HPより)。
実は、これをちょうど190㎝の部分を半分にカットすると、縦140㎝×横80㎝になって、ギリギリ2枚分のチェアカバーを作ることができます。
私はポエングのパーソナルチェアを3台、子供用チェアを1台購入したので、このタオルケットを2枚使って、4台分のチェアカバーを今回作成しました。
チェアカバーの作り方
布をカットし、カットした部分を三つ折りしてミシンで縫う
①布をカットします。私と同じIKEAのタオルケットを使う場合は、190㎝のところを半分にカットし、140㎝×80㎝の布にします。ご自分で布を準備する場合は、縦140㎝~142㎝くらい×横67㎝~69㎝くらいの布を準備してください。
※縦×横の布の長さは、もう少し長くても良いのですが、この場合、本体のシートクッションの色と近い色の布を用いれば特に問題ありませんが、本体の色と全然違う色の布をカバー用として準備する場合は、チェアを後ろから見た際に、自分が作ったカバーが中途半端に目立って見える危険性もあります(下の写真参照)ので、注意が必要です。
②布をカットした部分は糸がほつれてきてしまうため、幅1㎝くらいの三つ折りにして、ミシンで縫います。つまり、私と同じIKEAのタオルケットの場合は、半分にカットした面だけ三つ折りしてミシンで縫います(他の面は購入当初から縫ってあるので、そのまま使用します。時短です!)
端を縫った布の真ん中に、本体のシートクッションを置く
①まず、端を三つ折り縫いし終わった布を、表面が上側を向くように床などに広げて置きます。
②置いた布の真ん中に、本体のシートクッションを乗せます。(上下、左右の長さを測って、ちょうど真ん中にくるようにシートクッションの位置を調整します。)
↑この写真は少し斜めから撮影したため、真ん中に置いていないように見えますが…(すみません)、真ん中に置いていますのでご安心を。
シートクッションの上下の部分(短い辺の部分)にある布を、シートクッションに沿って折りたたんで印を付ける
①シートクッションは縦128㎝×横55㎝の長方形です。この、55㎝の短い方にある、カバー用の布の出ている部分を、シートクッション側に折りたたみます。説明よりも、写真を見ていただいた方が分かりやすいので、下の写真をご覧ください。
↑ただ単に、長方形のシートクッションの短い方(55㎝)にあるカバー用の布をシートクッションに沿って折りたたむだけです。長方形の55㎝の面は、上下2面ありますので、この時点で折りたたむのは上下2か所です。
②折りたたんだら、布の隅の折りたたんだ部分に待ち針をし、折りたたんだ布が動かないように固定します。
③今度は印を付けます。シートクッションの縦ラインに沿って、折り曲げた部分だけチャコペンなどで印を付けます。こちらも下の写真が分かりやすいのでご覧ください。
↑写真のように印を付けてください。この印を布の上下、左右の4か所(四隅)に付けることになります。
ちなみに、印付けは、私は自然に消えるペンを使用しました。
印を付けた線の部分だけミシンで縫う
まずは、印を付けたカバー用の布の待ち針が外れないように、中に置いていた本体のシートクッションを取り出します(下の写真参照)。
そして、先ほど印を付けた部分だけ、下の写真のようにミシンで直線縫いします。このように印を付けた全部で4箇所(四隅)の部分すべて、同様に縫ってください。
カバーの布を裏返して、表側が外側になるようにする
今まで、カバー用の布は中表で作業してきましたが、これを全部しっかり裏返して、表側が外側にくるようにします。
はみ出た部分をキレイに中に入れて、残りの箇所を縫う
①布の表側が外側にくるように裏返すと、先ほどミシンで縫った四隅が、下の写真のようになります。
②下の写真のように、はみ出している部分を、指で内側に納めてしまいます。
③下の写真は、わざとペン(自然に消えるペン)で分かりやすいように印を付けましたが(実際は印は付けなくて大丈夫です!)、この印を付けた部分をミシンで直線縫いします。(裏側の布を一緒に重ねて間違って縫わないように気を付けてください!)。これを四隅の4か所全て縫ったら、完成です!
チェアカバーの完成!!!
①シートクッションに作成したチェアカバーをかぶせます↓。
②これをポエングの木のフレームに設置して、完成です!これで、子供が何をしても「大丈夫だよ~洗えばいいからね!」と、笑顔で対応できそうです!
まとめ
IKEAのポエングシリーズのシートクッションは、シンプルな長方形の形をしているため、チェアカバーも四隅を少し縫うだけで簡単に手作りできてしまいます。皆様も、ご興味がありましたら、チェアカバー作りにチャレンジしてみて下さいね!
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