豪華客船MSCベリッシマ・クルージング旅行の際に持って行くと便利なおすすめの持ち物をご紹介いたします。ダイヤモンドプリンセスなど他のクルージング旅行へ行く予定の方にも参考にしていただけると思います。
クルージング旅行の持ち物は多い!
クルージング旅行は、持ち物が多いです。
その理由は、
①普通に宿泊日数が長いから
②船内ではドレスコードのあるディナーがあるから
③船内のイベントやアクティビティに合わせて服装が変わるから
です。
MSCベリッシマの場合、フォーマル衣装を家族分、イタリアンナイトというイタリアの国旗カラー(赤、緑、白)に関連する服を家族分、普段のカジュアルな洋服も家族分必要です。また夏休みなどでお子様連れの旅行の場合は、プール用の子供達の水着や浮き輪などのプールグッズだけでなく、夏休み期間に夏祭りが船内である場合は浴衣もあると良かったり…と、とにかく色々と必要です。
私は今回、夏休み期間(5泊6日)に家族4人でMSCベリッシマに乗船しましたので、その際に持って行って良かったものをご紹介いたします。
クルージング旅行で必要な持ち物のご紹介
①パスポート
日本近海をクルージングする場合でも、乗船する船が外国船の場合は、乗船時にパスポートが必要になります。
MSCベリッシマもイタリア船のため、パスポートが必要です。ちなみに、ダイアモンドプリンセスはイギリス船ですので、こちらもパスポートが必要です。
パスポートの有効期限も「乗船時に残り半年以上であること」等の決まりがありますので、有効期限が少ないパスポートをお持ちの方は、早めに更新手続きが必要です。
紛失など万が一の時のために、パスポート顔写真のあるページをカラーコピー(A4サイズで家族人数分×2枚:旅行会社により指定は違うと思います)し、旅行初日に受付デスクへ提出することを(私の場合は)旅行会社から求められました。パスポートのコピーは、旅行会社によって対応が違ってきます。旅行会社がコピーしてくれる場合や、私のように自分で準備する場合など、ケースバイケースで対応してくださいね。
②スーツケース
↑私が購入したアメリカンツーリスターのスーツケース2つ。丈夫で軽量で使いやすかったです。
クルージング旅行は、5日間~14日間等の長期間のスケジュールのものがほとんどですので、大きいスーツケースが必須です!
私は家族4人分の荷物を、大きなLサイズのスーツケース2つ&Mサイズのスーツケースや大き目の旅行バッグなどに詰めていきました。
旅行1日目の夜には、各客室のドアの前に預けたスーツケースが届けられるのですが、係の方のスーツケースの扱いが結構雑なことがあります。ある程度、丈夫なスーツケースだと安心です。
ちなみに、私は今回の旅行に合わせて”アメリカンツーリスター”のLサイズのスーツケースを購入しました。アメリカンツーリスターは85年以上の歴史があるブランドで、1993年には「サムソナイト」のグループの一員になり、グループ企業それぞれの強みを生かしたスーツケースの開発を現在も進めています。ネットでは無名ブランドのかなりお手頃価格のスーツケースも見かけたのですが、やはり高品質で軽量、使いやすさ、耐久性などを追求しつつも比較的低価格で購入できる”アメリカンツーリスター”は、個人的な意見ですが、旅行中のあらゆる場面でも安心して使用できる点がとても魅力的でした。
↓私が購入したのは1つ前のデザインのものです(私が購入した直後に新しいデザインが出ました!)。使いやすくお気に入りです。
サイズ:高さ69cm×幅48cm×マチ30(33)cm、泊数目安: 4~7泊
↓新しいデザインのアメリカンツーリスターです。こちらは、1週間以上の旅行に合ったサイズです。
③スーツケースバンド
スーツケースバンドは必須ではありませんが、沢山あるスーツケースの中から自分のものを一目で見つけられやすくなりますし、他の人が間違えて自分のスーツケースを持ち帰ってしまうトラブルも防ぐことができますので、使用すると良いと思います。私の友人が、置いていたスーツケースを最終日にあやうく他の人に間違って持っていかれそうになっていました。
※SGムービングが便利!!!
SGムービングとは、旅行の荷物を有料で配達してもらえるサービスです。
私達は今回の旅で、Lサイズの重たいスーツケース2点を、旅行1週間前にSGムービングを利用して船に発送しました。そのおかげで、旅行当日は手荷物として無理なく運べるMサイズのスーツケースや旅行バッグなどの小さめの荷物だけ持って公共交通機関で移動できたので、とてもラクでした。
出航する横浜港近くにお住まいの方には必要ありませんが、大きな重たい荷物を運ぶことが大変なご高齢の方や、小さなお子さんのいるご家族、移動距離が長い方などは、私のようにSGムービングの利用はとても便利で有難いシステムですのでおすすめです!
SGムービングは、往路は船内の自分の客室前までスーツケースを配達してもらえますし、復路は下船日にSGムービングカウンターへスーツケースを預ければ、翌日には家にスーツケースが届きます。SGムービングの詳細は、別の記事でご紹介する予定ですのでご参考にしてください。
②衣装
↑フォーマル衣装
ディナー用の衣装
船内のレストランは日によってディナーのドレスコードがあります。フォーマルな装いが必要な日が1日、イタリアンナイトというイタリアの国旗の色を服装のどこかに取り入れる日が1日、ホワイトナイトという白色を基調とした服装で参加する日が1日ありました。
ディナーはカジュアル指定の席でも、男性は襟付きのシャツ&長いパンツが基本(ジーンズ以外)です。朝食・昼食はTシャツ&短パンでも問題ありません。
・フォーマル…男性はジャケット&ネクタイ&パンツスタイルであればガチガチのフォーマル感を出さなくても大丈夫でした。セミフォーマルで大丈夫です!!
女性も、結婚式披露宴に参加するくらいの装いです。普段着のキレイ目なワンピースにお花のコサージュやネックレスなどでアレンジすれば、それなりに見えますよ!衣装に合った靴やバッグを準備して持っていくことも忘れずに。
子供も、音楽の発表会や七五三に着るような洋服のイメージです。男の子はジャケットがあると良いです。女の子もちょっとよそ行きのワンピースなどでOKです。私の息子は家にあった上下スーツ(中学生)、小学生の娘は音楽の発表会で着たドレスを着ました。子供もスニーカーは避けた方が無難です。
↑ホワイトナイトとイタリアンナイトは我が家は白系にしました。
・ホワイトナイト…白を基調とした装いでディナーの席に参加します。セミカジュアルなスタイルで、全身白の人もいれば、少しだけ白が多い服装の方もいらっしゃいました。我が家の場合は、夫と私と娘は全身白色。息子だけ、半袖の白いYシャツ&ベージュのチノパンで参加しました(家に息子用の適当な白色の服がなかったので、父親の服を息子は借りて参加しました…)。
・イタリアンナイト…MSCベリッシマはイタリア船のため、イタリアの国旗の色(赤、白、緑)のどれかを少しでも用いた衣装でディナーの席に参加します。基本的にホワイトナイトで白い服を着用しますので、イタリアンナイトも同じ装いで全く問題ないです。
フィットネス用の衣装
自由参加ですので必須の持ち物ではありませんが、船内の無料イベントで毎朝フィットネスの時間があったり、ジムも船内には完備されています。クルージング中に健康的に体を動かしたい方は、動きやすい服(フィットネスもできそうな伸縮性のあるカジュアルな服)やスニーカーがあると便利です!
早朝から船上でジョギングされている方も多くいらっしゃいますし、夏休み期間は毎朝ラジオ体操(カードに参加スタンプを押してもらう)もありました。
普段はカジュアル
ディナーだけドレスコードがありますが、普段の船内での生活は、みなさんとてもカジュアルです。Tシャツに短パン、キャップ、サンダルなど、らくな服装で問題ありません。
水着
船上のデッキに大きなプールがあります。また、キッズエリアには3種類のウォータースライダーまでありますので、お子様は大喜びされると思います。プールは海水ですので、目に入るととても痛いです。
水着・ラッシュガード・帽子・ゴーグル・浮き輪も持ち物に入れましょう!
浴衣
浴衣は、夏休み期間のお子様&大人の着たい方だけ持参で大丈夫です。しかも、必須でもありません。
MSCベリッシマは、夏休み期間限定で、夏まつりを夜に開催してくれる時があります。屋台が出たり、盆踊りのレクチャーがあって皆で夜にプールの周りを踊ったりして、完全に日本の夏祭りです。
この際に、浴衣を着るお子さんや大人の方がいらっしゃいました。雰囲気を思いっきり楽しみたい方は、浴衣を持っていかれると良いと思います。
私は、娘が浴衣を着たいと希望したため、荷物が増えましたが、持っていきました(履物は普段のサンダルにしましたが、全く問題ありませんでした。)。
浴衣ではないお子さんも多数いましたし、必須ではないので、荷物に余裕があれば持っていかれると良いと思います。
常備薬&酔い止め
旅行期間中に服用する常備薬を忘れずに。
また、船酔いする可能性もありますので、ご心配な方は酔い止め薬をお守りに持っていかれると良いと思います。ベリッシマの船内でも酔い止め薬を購入することができますが、外国製でとても大きいので…、特に家族連れの場合は、お子様なども服用できる日本製の市販の酔い止め薬を持参されると良いと思います。
酔ってしまった後からでも服用できるタイプや、水が不要で口の中で溶かすタイプなど様々な酔い止め薬が販売されています。
船はとても大きいので、基本的に揺れは少ないと思います。今回のベリッシマの旅行では、私の家族(私以外)は大丈夫でしたし、周りの乗客の方々も、初日から船酔いしている雰囲気の方はあまりいらっしゃらないように感じました。ただ何故か私は激しく船酔いしてしまい、初日~2日目にかけて酔い止めを服用して、なんとか凌いだ感じです。酔い止め薬があって良かったです。といいつつ、酔い止め薬はそれなりに効果はあったのですが、いかんせん副作用?でとんでもない睡魔に襲われました…、これは仕方ないですね。
船酔いがご心配な方や、台風シーズンにクルージング旅行へ行かれる方は、酔い止め薬は持参された方が良いです。
↓5歳以上の家族全員が服用できる酔い止め薬です。酔ってからの服用でも効果があります。私はこれを持参しました。口の中でトローチのように溶かすタイプですので、吐き気があっても、水がなくても服用できます。子供でもラムネ感覚で服用することができます。
↓乗り物酔いを防ぐ不思議なメガネです。人前で着用するのには勇気が必要なデザインですが、客室でこっそり着用されるのもアリだと思います。
日焼け対策グッズ
船内だけでなく、デッキでのプールや、様々なイベントに参加する際に日焼けが気になる方は、日焼け対策が必要です。
帽子、日焼け止め、サングラス、ラッシュガードなどの長袖の羽織りものもあると便利です。
日傘は、船内で使用することはあまりありませんが、寄港地で船外を歩く場合に持って行かれると良いと思います。
ドアの飾り
ドアの飾りは必須ではありませんが、私は持っていきました。船内の自分達の部屋の場所を分かりやすくするため、目印として客室ドアにマグネットでくっつけられるグッズなどを持参するのもおすすめです。
客室が並んだ景色はどの階も同じですし、部屋番号だけでは場所を忘れてしまいそうな時でも、目印があるとすぐに分かりますし、お子様連れの場合は、お子様の好きな飾りを付けるとお子様も嬉しいと思います。
ちなみに、ハネムーンで旅行されている方のドアには、ベリッシマからのプレゼント?なのか、ドアにお花のリースが飾られていて素敵でした。
私は、娘に飾りを作ってもらって、その裏にマグネットをテープで貼り付けて持っていきました。
マグネット付きの市販のマスコットなどをドア飾りにされている方もいらっしゃいました。
双眼鏡
船から遠くの景色を見るのは楽しいです。持っていくと楽しみが増えますよ。寄港地が近くなると、多くの方が双眼鏡などで寄港地の景色を楽しんでいらっしゃいました。
ベリッシマから双眼鏡で海を眺めていたら、なんと、私はトビウオをそこらじゅうで見つけることができました(8月中旬)。船から見ると、トビウオは米粒のような小ささで見逃すレベルなのですが、小さいながらもビューンと海面を飛んでいく様を沢山見ることができて感動しました。このトビウオに気づいている人は他には誰もいないのでは!?というくらい、トビウオはとにかく小さく見えるのですが、大海原を海鳥が海面ギリギリで飛んでいたら、その下あたりを凝視してみてください!!ひょっとしたら飛んでいるトビウオを見つけられるかもしれませんよ!
部屋の中で必要なもの
※ヨットクラブ等の上級クラスの客室でお泊りの方などは、客室の備品も変わってくると思います。あくまで一般客室での情報です。ご了承ください。
①パジャマ
パジャマはお部屋にありませんので、必須です!
自分のスーツケースは、通常は旅行最終日の前日の夜11時くらいまでに部屋の外(ドアの前)に出し、回収してもらいます(下船後に特定の場所で各自受け取って持ち帰るシステム)。そのため、パジャマは最終日に手荷物として持ち帰る必要があります。嵩張らないもの、または、最終日前夜だけ翌日にそのまま着られるような衣服などで就寝するのもアリです。
②スリッパ
大人2名&子供2名の合計4名で1客室での旅行でしたが、大人2名分だけ使い捨てスリッパが客室に備品としてありました。というわけで、子供用のスリッパは部屋に置いてありません。お子様用の室内履きとして、外で履くサンダルをスリッパ代わりにして部屋で履いても良いと思いますし、何かしら部屋での履物があると便利です。
③衣料用洗剤&ゴム手袋
宿泊日数が多いので、ササっと手洗いできてしまえるものは自分で簡単に洗えると便利です。
私は旅行用の小分けタイプの衣料用洗剤を少しと、手荒れがひどいタイプですので、ゴム手袋を持っていきました。ゴム手袋が荷物で嵩張る場合は、使い捨てタイプのビニル手袋でも良いと思います。
↓旅行用の小分け洗剤がとても便利です。
液体洗剤&粉末洗剤の小分けタイプや、袋の中で簡単にお洗濯できるタイプ(アタックどこでも袋でお洗濯)など、便利なものも販売されています。
④物干し用のハンガーなど
客室のシャワールームの上に、一応、洗濯物を軽く干す為の細いロープ?のようなものが備え付けてありました。ただ!!その紐の長さは短く、家族連れなどで洗濯したいものが多い場合は、そこには干しきれない可能性大です。
また、乾きやすい素材のものならシャワールームの中でも乾くのですが、換気扇を回していても風の通りが悪いのか、特に綿製品などの洗濯物はなかなか乾きませんでした(生乾きのにおいが付いてしまいます)。手洗いしたものは、タオルに包んで脱水し、シャワールームではなくベッドルームなどの片隅で干した方が乾きが早かったです。私は、100均の洗濯ピンチハンガーを持っていき、とても重宝しました。
もちろん、ランドリーサービスもありますので(有料)、あまりに洗濯物が多い場合はランドリーサービスを頼むと良いと思います。
・物干し ハンガー ホワイト 約縦8.5×横44×奥行19.5cm スリム 12個付 旅行用
・ツウィンモール 洗濯物干しプリミニハンガー グレー 13ピンチ BEILU BE-03G
⑤歯ブラシ・歯磨き粉・うがい用紙コップ
歯ブラシも置いてありませんでしたので、人数分の歯ブラシは必須です!
うがい用の紙コップも人数分持っていくと良いです。
⑥シャンプー・ボディソープ・リンス・ヘアキャップ・髭剃りなど
海外製のシャンプー・ボディソープが置いてありますが、肌に合わなさそう!?とご心配な方は、ご自分の使い慣れたものを持参されると良いです。ちなみに、リンスは部屋に置いてありませんので、旅程が長い人はシャンプーだけでは髪がゴワゴワになってしまうかもしれません。リンスはあると便利です!
ヘアキャップや、髭剃りなども必要な方は持っていきましょう!
↓旅行用の小分けのシャンプー・リンスも嵩張らず便利ですし、トラベルボトルへ普段愛用しているものを詰めて行くのも良いと思います。
・Purunt (プルント) モイストリッチ美容液 シャンプー トリートメント お試し 5個セット
⑦ボディウォッシュ用タオルorスポンジなど
体を洗うボディウォッシュタオルも部屋にありませんので、シャワー時にあると便利です。
⑧携帯充電器
携帯充電器は必須ですね!忘れないようにご注意を☆
↓人気のモバイルバッテリーです。iphoneにもAndroidにも対応するところが便利です!
その他・あったら便利かも!?
あったら便利かも①変圧器
変圧器は必須ではありません。私は不要でしたが、デリケートな電化製品を持参されたい方は、持っていかれても良いと思います。全世界対応型の変圧器が販売されていますので、海外旅行をする機会が多い方は持っていても損はないと思います。
携帯の充電は、変圧器なしでも全く問題ありませんでしたよ。
・BESTEK 【経済産業省承認済み】 海外旅行用変圧器 海外コンセント 変圧器
・海外用変圧器 2300Wポータブルトランス 海外コンセント USB電源タップ 220Vから110V
・ 変換プラグ トラベルコンセント 海外旅行用200国以上対応 マルチプラグ変圧器
あったら便利かも②ステンレス水筒
有料のドリンクパッケージを利用しない方は、水筒を持っていかれると良いと思います。
デッキ15(15階)のバイキングのレストランのお水を毎回水筒に入れて、お部屋で飲めます。(15階のバイキングのレストランの食べ物は、お皿にのせて客室で飲食可能なので、水筒にお水を入れることも全く問題はありません。)
ただ、個人的には有料のドリンク飲み放題”イージーパッケージ”を利用された方が、実は安上がりで、好きなタイミングで様々な種類のドリンクを楽しめますのでおすすめです!
・ VASTLAND(ヴァストランド) 水筒 ステンレスボトル 1000ml
・タイガー魔法瓶(TIGER) タイガー 水筒 1リットル ステンレスボトル
まとめ
MSCベリッシマ・クルージング旅行へ行く際の持ち物をご紹介いたしました。忘れ物なく、船内でより快適に過ごせるように、ご参考にしていただけると嬉しいです。
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