プラバンで簡単にドラゴンクエスト・スライムの作り方解説!初級編

最近、プラバンでちょくちょく小物を作り始めました。まだ初心者ですが、今回は息子のリクエストがあったため、プラバンでドラゴンクエストのスライムのキーホルダーの作り方をご紹介します。息子と一緒に作りましたが、プラバンは子供でもとても簡単に、しかもあっという間に作れてしまいますので、お忙しいママにもとてもおススメのハンドメイド作品になりますので、参考にしていただけると嬉しいです。

スライムグッズがお好きな方は、スライムのアップリケの作り方もコチラにありますので、参考にしてみて下さい。

準備するもの

・プラバン…100均に売っていますので、お好きなものを選んでください。今回私が使ったものは、コチラです↓

スライムプラバンキーホルダー

ネットでは、私が使ったサイズより小さいプラバン(B6サイズ×5枚)+キーホルダーの金具(2つ)付きのものなども売っていて、便利そうです↓


・紙やすり…目の細かいものがおススメです。私は600番を使っています。

・カッターナイフ

・ハサミ

・穴あけ用のキリ

・ポスターカラーマーカー

・パステル…なかったら、色鉛筆などでも良いです。


プラバンの作り方

①型紙の準備:好きなデザインを探すor自分で絵を書く

自分で好きなデザインを探したり、絵を書いたりして、型紙を作りましょう!

ポイントは、プラバンは焼成により1/4くらいに縮みますので、それを見越した大きさの型紙を準備しましょう!

私は、イベントでもらったスライムのお面が家にありましたので、それを利用しました。

②プラバンを袋から取り出す

ただ袋から取り出すだけなのに、なんでわざわざ項目を設けたの?と不思議だと思いますが、それには理由があります。プラバンを袋から取り出す際は、袋の開封口に付いている糊がプラバンにくっついてしまうと、その部分だけ使えなくなってしまいますので、必ず!ハサミで袋の上の部分を切り取って、袋から出すと良いです。

スライムプラバンキーホルダー2

③プラバンにカッターで型紙を下書きし、ハサミでカットする

外側の輪郭のみ、カッターで軽く傷をつける感じで、プラバンに下書きします。下書きが終わったら、ハサミでプラバンをカットします。下書きはペンなどで行うと、そのペン跡が残り、汚くなりがちですので、カッターがおススメです。(下の写真は、プラバンが透明で見にくいのですが、カッターで下書きしたのちに、ハサミでカットした状態になっています。)

スライムプラバンキーホルダー

④紙やすりを全体にかける

透明なプラバンに色付けする場合には、紙やすりで色付けする表面を軽くこする必要があります。紙やすりのかけ方にもポイントがあって、できるだけやすりの後が汚く残らないように、優しく、しかもクルクル回す感じでムラのないように、やすりをかけると良いと思います。全体が白くかすんだらOKです。(↓こんな感じに白くかすめば良いです。型紙より大きく見えているのは、私が白くかすんだ状態を分かりやすくするために、持ち上げて写真を撮ったためです。)

スライムプラバンキーホルダー

⑤色付けする

今回は、目や口の輪郭は黒のポスターカラーで、スライムの色はパステルで行いました。プラバンは1/4くらいまで焼成で縮むので、色も色付けした時よりも完成時は約4倍くらいの濃さになります。なので、うっすら色付けしても、きちんと色がでます。ここから、小学生の息子がはりきってやっていますが、パステルでごしごしそのまま塗ると、パステルの線が付いたりするのが嫌だということで、息子は指でこすって、線をぼかしながら色付けしています。

スライムプラバンキーホルダー

↑まずは、ポスターカラーで輪郭を描いています。

スライムプラバンキーホルダー

↑指でこすって色付けしています。色もムラなく付けられると良いですよね。パステルは色々な色でグラデーションをつけることも簡単にできて、その場合は指で色の境界をぼかしてやれば良いです。

息子は途中で面倒になり、パステルで結局強く塗ったりしたため、かなり色付けにムラができました…(次の写真参照)。ま、これも子供が作るハンドメイトの良さですね!

⑥パステルの粉を、ブラシで優しくはたく

パステルで色付けすると、表面にパステルの粉が付いていますので、これを優しくお化粧で使うブラシなどがあればそれを使ってはたいてください。なかったら、口でフーっと息を吹きかけるだけでも違います。粉が残っていると、焼成時に粉が焼き付いてしまい、できあがりが汚くなります。

スライムプラバンキーホルダー

色付け時に塗りムラができてしまいましたが、息子は楽しかったので満足だそうです↑

⑦キーホルダー用の穴を開ける

穴あけパンチで穴を開けたり、彫刻刀を用いたり、皆さん色々と工夫して穴を開けていらっしゃるのですが、私は穴あけパンチで使わないプラバンに試しに穴を開けてみましたが、どうもしっくりこないというか、うまくできませんでした。なので、私は、家に100均で買ったキリがありましたので、それを使ってみました。ただ、私が持っている細めのキリでは開いた穴が小さかったので(直径5ミリくらいの穴しか開かなかった)、さらに穴の周りをカッターでカットして、もう少し穴を大きくしました(直径0.8~1㎝くらい)。直径1センチ前後の穴を開けられるキリがあると、便利かもしれません!

スライムプラバンキーホルダー

↑キリで穴あけ(下にカットボードを敷いて行います)

スライムプラバンキーホルダー

↑カッターでも意外にキレイにカットできました。

⑧焼成準備

オーブントースターで焼くのですが、下にオーブンシートを敷くと、くっつかなくて良いですよ。オーブンシートがない場合は、アルミホイルをくちゃくちゃに丸めた後、それを伸ばして使うと良いです(下にくっつきにくくなります)。

スライムプラバンキーホルダー

↑焼成前のプラバン。適当に切ったオーブンシートの上に乗せて焼きます。

⑨オーブントースターに入れて焼く

オーブンシートに乗せて、トースターの中に入れて、トースターのスイッチをオンします。トースターの前でにらめっこして、プラバンができたすぐに取り出せるようにスタンバイです(軍手をはめましょう!)。ここで注意点は、焼成には2~3分くらいかかるのですが、途中で不安になって取り出さないことです。焼きはじめ~途中で、トースターの中でプラバンが大きくクニャクニャに曲がったりして、びっくりしてもうダメだと取り出してしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、ここはグッとこらえて、必ずその後に縮んで元の平らな状態に戻りますので、そこまで待って下さいね。縮んで平らな状態になりましたら、軍手で、すぐに取り出します。取り出してすぐに、上に何か重しをしても良いかもしれません。

⑩完成!

小さく縮んだスライムができました!

スライムプラバンキーホルダー

↑焼成前と比べて、オーブンシートよりもかなり小さくなりました。

スライムプラバンキーホルダー

↑手のひらに乗る大きさです。型紙が大きかったため、オーブントースターの中でふにゃふにゃと上に湾曲した際に、トースターの天井部にある熱い部分にプラバンが触れたようで、スライムの右下くらいのところが、少しへこんでしまいましたが、まぁ、息子は大喜びだったので、良しとします。

あとは、紐などを付ければ、かわいいスライムのキーホルダーの完成です!

写真印刷可能なプラバン・プリントプラ板!が面白い!

ネットでプラバンの種類を調べていたところ、面白い商品を見つけました。

家のプリンターで自分が撮った写真などをプラバンにカラープリントできる商品があるそうです。そのプラバンをトースターで焼けば、完成するそうです。これ、すごいですよね。写真館などで撮った子供の写真を印刷して、キーホルダーにしたら、立派な記念になりますし、おじいさん&おばあさんへのプレゼントにも良いかもしれません。しかもプラバンだけに、お値段が安いです(446円!)。はがきサイズ2枚、L版サイズ2枚、さらにチェーンリング2本も入っているそうです。写真館でキーホルダー作ると、結構お値段高いですから…自分で作れるなんて面白いし素敵ですね。ご興味がある方は、是非チェックしてみて下さい。プリントプラ板です↓


まとめ

プラバンはとてもお手軽に短時間で作品が作れますので、おススメです。また、使う材料もほとんど100均で揃っていまうのも良いですよね。お子様の描いた絵や、好きな型紙を使って、沢山作ってみて下さいね!

 

↓プラバン作りのおススメの本です。作家さんのセンスも良くて、作り方も失敗が少ないやり方で解説してあるところが良いですよ。初心者さんも簡単に作れると思います!


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