プラバンでリボンのかわいいヘアゴムを簡単に手作りする方法

プラバンで簡単にかわいい立体リボンのヘアゴムを手作りしました。なかなかかわいくできましたので、今回はその作り方をご紹介します。

準備するもの

①プラバン…私は100均のB4サイズ・0.3mmの厚さのものを使用しました。

②型取りするためのカッターナイフ(または、それに代わるもの。プラバンにうすく細く傷を付けられるものなら何でも良い。キリなどでもOK)。

③紙やすり…私は600番を使用しています。

④ハサミ

⑤色付け用のパステル…100均でも売っています。ネットでは質の良いものを入手できますよ。


⑥完成したリボンに付けるヘアゴム…できればリボンと同色だとかわいさもアップします。あまり太いと、リボンの裏側の隙間に入らないので、細目のものが良いです。100均で売っています。ネットでも購入できます。

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⑦マニキュア用のNo Wipe Top Gel…これは持っていない方は無理に用意しなくても大丈夫です。リボンの裏側に尖った部分ができるため(後ほど写真で説明します)、そこに塗って、UVライトで固めると尖りがなくなって良いのですが、まぁなくても大丈夫です。

⑧UVライト…⑦のトップジェルを固めるために必要です。

作り方

型紙を用意する

リボン用の型紙を用意します。私は、↓こんな感じの型紙を作りました。よく見ると、ちょっと左右非対称&線が歪んだりしていましたので、ちゃんと皆さんは左右対称のものを作って下さいね♪(沢山作りたい場合は、厚紙で作ると、何度も使いやすいです)。

プラバンヘアゴムの型紙

↑リボンは横幅12㎝、縦の一番長い部分が6.5㎝、真ん中のへこんでいる部分の縦幅が3.5㎝です。写真下のリボンの中心に巻く紐の部分は、縦1.5㎝、横8㎝です。

私の使用しているプラバンは、焼成後に1/4に縮むものを使用しています。完成したリボンの幅を測ってみたところ、リボンの横幅が約5.5㎝、縦幅の一番長い部分が2.5㎝になりました。

 

プラバンに型紙をうつす

プラバンに型紙を置いて、カッターナイフなどの細い線で傷が付けられるもので、傷を付けながら型紙をうつします。ペンで型紙をなぞると、そのペンの線が残ったりして、最終的に作品の出来栄えに影響してくる可能性大です。なので、私は、傷を付けて型紙を取ることをお勧めします。

プラバンヘアゴムの型紙を取る

↑簡単に傷がつきます。私は沢山作りたかったので、沢山型を取りました。

 

型の周りをカットし、やすりをかける

型紙の線よりも少し大きめに周りをハサミでカットします。その後、プラバンに型紙の傷を付けて”いない”面に、紙やすりを優しくかけます。傷を付けた方にやすりをかけると、せっかくの型紙の型が消えてしまいます。やすりを丸くクルクル回しながらかけると良いですよ。

プラバンヘアゴムの型紙にやすりをかける

↑優しくまんべんなく、やすりがけをします。

型紙の型のサイズにハサミでカットする

ハサミで型紙のサイズにカットします。

プラバンヘアゴムの型紙をカットする

パステルで色付けする

やすりをかけた面に、パステルで色付けします。プラバンは焼成後に1/4に縮むため、色もその分濃くなります。なので、うっすらパステルの粉を指でこすり付ける感じで色付けします。

この際に、模様を付けたい方は、その模様をあらかじめ型紙などに書いておき、それをプラバンの下に敷いて色付けすると作業しやすいです。下の写真は、水玉模様の例です。

プラバンヘアゴムをパステルで色付けする

色付けが終わったら、パステルの余分な粉をお化粧ブラシなどで優しくはたきます。裏表とも粉を落としておかないと、焼成の際に、プラバンにその粉が焼き付いてしまいますので注意してください。

プラバンヘアゴムに色付けする

トースターで焼成する

最初に、リボンの土台となる方のパーツから焼成します。

ここの工程は、少し練習が必要です。まずは、色付けしていないプラバンなどで練習されることをお勧めします。

まず、必ず軍手をはめて下さい。

オーブンシートか、アルミ箔をくしゃくしゃにしてから広げた状態のところに、リボンの土台となる方(大きい方)のパーツを乗せ、トースターで焼きます。1~2分でトースターの中で大きく湾曲しながら最後はしっかり縮んだところを確認して、軍手をはめた手で急いで取り出します。

次の作業はプラバンが熱いうちに行いますので、スピードも大事です!

プラバンはやすり掛け&色付けしていない方の面がツルツルでキレイです。なので、ツルツルの面を上にして、机の上に置きます。リボンの真ん中の部分だけを(できるだけ2つ山ができるように)ギュッと手で曲げて、熱いうちにカタチを付けます。この際に左右のリボンの端が上に浮いたり、へんな方向に曲がったりすることがありますので、もう片方の手でリボンの両サイドも軽く押さえます。そうすると、こんな感じになります。↓

プラバン焼成後

↑2つとも真ん中の部分に2つ山ができています。ただ、左の水玉の方は、真ん中をギュッと押さえた時にその周辺も大きく押さえてしまい、ちょっとリボンの形がいびつになってしまいました。右のオレンジはなかなかキレイにギュッと真ん中を押さえることができたと思います。

形作りを失敗した場合は、あと1回くらいはやり直しができます!もう一度、トースターに入れて、先ほど付けた形が完全になくなったことを確認後、取り出して、再度、形作りにチャレンジしてください。何度もやり直しをすると、プラバンが割れやすくなってしまいますので、ご注意下さい。

次に、リボンの紐のパーツを焼成します。

軍手はまだはめたままで作業します。

リボンの紐のパーツをオーブンシートに乗せ、こちらも1~2分で完全に縮んだことを確認後、急いで軍手をした手で取り出します。

次の作業もプラバンが熱いうちに作業を行いますので、スピード大事です!練習もしておくと良いと思います。

先に焼成していたリボンの土台の真ん中のくぼみに、紐をくるんと巻き、裏で紐の両サイドがくっつくようにします。

プラバンリボンの紐を巻く

↑左のいびつな形に巻くと、やっぱり完成した際の形が変になってしまいます。右のオレンジはかわいい形になりました。なので、やはり、土台の形は大事です。

ゴムを裏側の隙間に通す

ヘアゴムをリボンの裏側の隙間に通します。そのため、少し細目のヘアゴムが通しやすいです。ヘアゴムは、リボンと同色だとかわいさアップしますよ!隙間が狭い場合や、ゴムが少し太い場合は、針などを使って、頑張って通します。

裏側にゴムを通す

↑針でひっかけてゴムを通しています。

裏側にゴムを通す

↑これは結構隙間が大きかったので、ゴムを通しやすかったです。

 

ネイル用ノーワイプトップジェルを裏の尖りに付ける

これは、やってもやらなくても、どちらでも良いです。

リボンの紐のパーツの端が尖っており、これがリボンの裏側にくるので、そんなに痛くはないのですが、私は気になりまして…。で、これをトップジェルで軽くコーティングしました。裏側の尖っている部分にトップジェルを一滴垂らし、UVランプで硬化させました。

リボン裏側をトップジェルでコーティング

リボン裏側をトップジェルでコーティング

↑ノーワイプトップジェルでコーティング後です。ツヤツヤしている部分がコーティングしてあります。ま、気持ち程度ですが、なんとなく尖り具合が減ったかも!?

完成!!!

なかなかキュートなプラバンのリボンのヘアゴムが完成しました!

ヘアゴムが完成!

ヘアゴムが完成!

↑ゴムの色を変えると、同じ色のリボンでも少し雰囲気が変わります♪

 

まとめ

今回はプラバンのリボンのヘアゴムの作り方をご紹介しました。難しい点は、トースターで焼いた直後の形作りです。でも、ここさえマスターしてしまえば、とってもかわいいヘアゴムを沢山作れるようになりますので、沢山練習して、是非マスターしてくださいね!

 

↓プラバンに興味のある方は、こちらの本もとてもかわいくておすすめですよ!

 

 

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