マイジム（Mｙ Gym)ってご存じですか？インターネットのマイジムの日本の公式サイトによりますと、
アメリカ、カリフォルニアで誕生したマイジムは、0歳から13歳までの子供たちのためのフィットネスクラブです。現在、全米に300拠点、世界には30カ国以上で展開をしており、世界中のお友達がみんなと一緒のプログラムを受けています。マイジムのクラスはネイティブのプレイヤー（インストラクター）が英語でクラスを進行し、運動だけではなく英語も積極性もコミュニケーションスキルも向上するプログラムが満載です。
と説明してあります。日本にも色々な地域にあるそうですが、私はアメリカに住んでいた時に、息子をアメリカのマイジム（英語版マイジムの公式サイトはコチラ）に通わせていました。
息子は9か月～2歳まで通っておりましたので、今回はアメリカのマイジムの体験談をご紹介したいと思います。
アメリカのマイジムのレッスンの流れ
自由に遊ぶ
レッスン内容は、日本と同じだと思いますが、まずは教室に来たら、自由にマイジムの中にある遊具で遊ぶことができます。滑り台、ボールプール、平均台、大きなボール、はしご等が、たくさん置いてありますので、そこで楽しく遊びます。遊んでいるうちに子供達の緊張もほぐれてきて、ウォーミングアップにもなる感じです。
輪になって座り、自己紹介＆音楽に合わせて体操
アメリカのマイジムは、3歳4か月ごろまでは親も必ずレッスンに付き添わなければなりません。息子は9か月～2歳まで通ったので、常に母親である私が一緒に参加していました。
先生は2名。生徒の数は、その日によるのですが、少ない時は5名くらい～多い時は10名くらいでした。
輪になって、まず自己紹介から始めます。まずはアメリカ人の先生が自己紹介。そこからどんどん時計回りで生徒さんの自己紹介が始まります。子供達が小さくてまともに話せないので、ほとんど親が子供の紹介を簡単にします。
私もいつも、ものすごく簡単な英語で適当に「Hi！ This is my son,〇〇（息子の名前です）. Please call him 〇〇〇（ニックネーム）」と言っていました。
そして、楽しい音楽が流れ、それに合わせて、腕をストレッチしたりして楽しく準備体操します。
体を動かす！
その日によってやることはもちろん違うのですが、前転をしてみたり、ジャンプしてみたり、坂を上ったり下りたり、平均台を使ったり、ブランコをしたり。とにかく飽きずに、楽しい雰囲気で1回のレッスンで様々なことにチャレンジできます。意外に部屋は広くないのですが、ブランコの紐が天井から何本も降りてきて、その紐にブランコを取り付けて、みんな一斉にブランコできてしまったりして「お～！」と思わず驚いてしまう仕掛けが沢山ありました。
先生は子供に無理強いさせることはなく、参加できずに他の遊具で遊んでしまう子も時々いるのですが、そういう子にも上手に対応して、うまく誘い出してくださるので、観ている親も安心です。
絵本を読む＆子供だけでおもちゃで遊ぶ
小さい子のクラスなので、レッスンの後半に、絵本を読んだり手遊びをしたり、ゲームをやったりする時もありました。そしてレッスンの最後に、おもちゃを先生が出してくださり、子供は完全にママから離れて子供だけで遊びます。母子分離でちゃんと遊べるようになれるように、ママ達はあんまり子供の注意をひくようなことはこの時はしないように言われました。
様々なイベントや、自由に遊べる時間も！
マイジムは週1回のレッスンだけでなく、毎日、自由開放時間があり、その時間帯に生徒は遊びに行くことができます。雨や雪で天候が悪い日でも、自由に行って沢山の遊具で遊べるのは楽しいし、お得ですよね。
ハロウィンパーティー
また、クリスマスやハロウィンなど、様々なイベントもやっています。
私はアメリカのマイジムで、ハロウィンパーティーに参加しました。小さい子のクラスのハロウィンパーティーでしたので、親も一緒に参加させてもらいましたが、楽しかったです。写真で少しご紹介します。
↑いつもの遊具が全てハロウィン仕様になっています。部屋も薄暗い状態です。日本だとかわいいハロウィンの飾りが多いと思いますが、アメリカは意外に子供相手でもこわい雰囲気の飾りが多いです。
↑他の生徒さんのコスチュームもものすごくかわいいです。このママは「この子はヨーダがベストなの！今日はパーフェクトよ！」と話していて笑えました。
↑テーブルの上にクッキーがあり、自由に食べられるようになっていました。
↑先生とジャックオーランタンの目や鼻のくり抜き部分に、小さなパンプキンを入れる遊びをしました。先生が優しくて、しかもかわいい！
アメリカは料金が安い！日本の料金と比較
アメリカのマイジムは、日本と比べると本当に値段が安いです。ま、そりゃそうですよね、アメリカだけにネイティブの英語は街中に溢れていますので、英語という付加価値は特に問題にならず、純粋に子供の体操教室に通わせることが目的となりますので、その分、割安なのだと思います。
アメリカの料金
アメリカの入会金：＄75（Family membershipという言葉が使われており、家族1人が支払えば、他の兄弟には入会金はかからない。また、一度やめて、再度入会する場合も、重複して支払う必要なし）
アメリカの月謝：＄80（週1回の料金）
そして、私が通っていたマイジムは、服装も自由で、指定のバッグも何もありませんでした。
日本の料金（2019年8月現在）
日本の入会金：10800円
日本の年会費：10800円
日本の月謝：21600円
指定のバッグとTシャツも購入しないといけません！
なんだかセレブ感が漂ってくるお値段です。でも、ネイティブの英語を聴きながら、楽しく運動できるのは魅力的だと思います。机に座って、英語を必死で勉強するよりも、楽しく自然に英語に馴染めるのは良いですよね。
アメリカのマイジム通い。母親の英語の負担は？
アメリカですので、入会の手続き、先生との英会話のやりとりなど、もちろん全部英語でやらないといけません。この辺は、やはり、全く英語が話せないと辛いかもしれません。が、そんなにネイティブのようにペラペラでなくても、ある程度の英語のやりとりができて、最初にその場に入り込む気合いさえあれば、大丈夫です！
なぜかと言うと体操教室なので、親はただ子供と一緒にほとんど笑顔で体を動かしたり、近くて見ていてあげれば良いだけだからです。重要な話は、最初の入会金と月謝の話だけで、あとは運動です！
ママ同士の会話が一番難易度が高い！
意外に大変なところは、他の生徒さんのママとの会話です。当然のことながら、ネイティブのママなので、早口の人もいますし、ちょっとなまっている人もいて、せっかく笑顔で話しかけてきてくれたのに、こちらは「？？？」という事が時々あり…、もちろんなんとか会話を返すのですが、それ以上会話を続けることができず、それが心苦しかったです…。なまりがひどいと”名前のname（ネイム）”の発音が”ナイム”になっている方もいらっしゃって、もうチンプンカンプンでした。そういうのが疲れることも時々ありました。
アメリカのマイジムはおススメ！！
上記のように、日本ではとてもお値段の高いマイジムですが、アメリカでは半額以下でレッスンを受けることができます。お子さんも英語に触れながら体操を楽しく取り組むことができ、さらに、ネイティブの先生だけでなく、ネイティブのママ達も沢山なので、ご自身（親）の英語力もアップしますよ。
私はアメリカで、いつも車で近所のマイジムの前を通っていたのですが、気になっていたものの、1人でそのドアを開けて、先生にコンタクトを取る勇気がなかなか出ませんでした。1か月くらい毎日マイジムの前を通過しながらマイジムに行くことを決心して、1か月後にようやく勇気を出して、マイジムの入会手続きをしました。完全に日本人は1人でしたが、逆にそれが気楽で楽しくて、すごく良い経験になったと思っています。
マイジムに興味がある方は、アメリカ在住ならアメリカ、日本在住なら日本のマイジムに一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか？
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