家の中の除湿やカビ対策・消臭に効果的な「炭八」をご存知でしょうか?大学との共同研究によって生まれた炭八は、家の片隅に置いておくだけで、家の湿度を約40~60%前後に調湿する(「炭八」自体が貯えた水分を吸収・放出する)機能まであり、なんとその調湿機能は備長炭の約2倍もあるそうです。
この炭八ですが、家の中の環境を住みやすく整えてくれるだけでなく、たまに天日干しを繰り返せば半永久的に使用できるところもとても魅力的です!天然の木材でできている炭八は、病院にも寄贈されたことがあるそうですよ。
人の健康にも、環境にも優しく、そして買い替える必要もなければ面倒なお手入れも必要ない!この、とんでもなく便利でありがたい天然空気清浄機とも言える「炭八」のカバーの作り方を今日はご紹介したいと思います。
炭八にカバーって必要??
炭八のカバーですが、ホコリや汚れ防止などの利便性、また、インテリアを意識したい人にとっては、個人的には必要だと思います。
でもだからといって、炭八は無理にカバーを付ける必要もないとは思います。もともとの外観もなかなかオシャレでレトロな雰囲気が漂っていますし、不織布のカバーが二重になっていて丈夫です。そして、色味もインテリアを台無しにするようなものでもなく、シンプルです☆
ただ、ホコリがかぶったり、もともとのカバー(不織布)が汚れたりしたら面倒だし嫌だなぁ…と個人的に思ってしまって。半永久的に使用できるものであるからこそ、できるだけキレイに使用したいですし、カバーがあれば何かと便利で安心ですよね。
あと、やはり自分の家のインテリアに合ったカバーの色の方が、使用する自分ももっと気分が良いなぁと思いました。
炭八には室内用、タンス用、押入れ用など様々な大きさのものがあります。引き出しやタンスなどに入れるコンパクトなサイズのものは、常に目に入るわけでもないですし、わざわざカバーを作るほどでもないように思います。でも、特に部屋に置く超ビッグサイズ(約47㎝×47㎝くらい)のタイプですと、部屋の隅に置いても結構な存在感があります。ビッグサイズの外観も、白色でシンプルではあるのですが、欲を言えば、カバーを部屋のインテリアに合わせた方がよりしっくりきて素敵になるだろうし、目にするたびに気分も良いと思います。
というわけで、カバーを簡単に手作りすることにしましたので、ご紹介しますね!
「炭八」室内用ビッグサイズ(12L)のカバーを作ろう!
ここでは炭八の室内用ビッグサイズのカバーの作り方と、最後に押入用のカバー(3L)の作り方も簡単にご紹介しますが、もしも他のサイズの炭八のカバーを作りたい!!と思われた方は、こちらの記事(座布団カバーの作り方)を参考にしてください。座布団の代わりに炭八を代用することで、小さい炭八のカバーも簡単に作ることができるようになっています☆
準備するもの
・お好みの布…縦50㎝×横110㎝。空気を通さないタイプの布は使用不可です。私は麻布やコットンを使用しました。※炭八ビッグサイズは、商品説明に約45㎝×約45㎝とあるのですが、私が長さを測定したところもう少し大きいサイズ(約47㎝×約49㎝)でしたので、今回の作り方は実測値に基づいて布の長さを決めましたので、私のオリジナルサイズです。ご了承ください。
・アイロン、ミシン、ミシン糸など。
「炭八」室内用カバーの作り方・手順
布の両端を三つ折りして縫う
準備した縦50㎝×横110㎝の布の両端を、1㎝の幅で三つ折りし、ミシンで縫います。
布の両端を一定の長さで折って固定する
まず、布の柄が付いているオモテ面が、上になるように布を広げます。
最初に下の写真のように、片方の布端を25㎝折ります。
次にもう片方のサイドを、下の写真のように35㎝折ります。
まち針で固定し、ミシンで縫う
重ねた布がズレないように、両サイドを待ち針でしっかり固定します。両サイドを写真のように縫い代1㎝でミシンで縫い、布端の処理をします(ジグザグ縫いやかがり縫い)。
ぐるっと裏返して、中に炭八を入れれば完成!!!
布をぐるっと裏返して、中に炭八を入れて、完成です☆
カバーの裏側には、炭八を簡単に出し入れできる口があります。口の部分は布が重なっているため、中に入れた炭八は出てきませんし、見えないようになっています。
「炭八」押入れ用(3L)カバーの作り方・簡単に説明
押入れ用(3L)カバーの作り方も、上述した室内用カバーの作り方と全く同じで大丈夫です。ただ、押入れ用の炭八は長細いので、自分で作ってみた時に、カバーの口の部分を隅の方にズラして、しかも口部分の布の重なる長さを短めにした方が、炭八を出し入れしやすいように思いました。
ですので、その部分だけクローズアップして簡単にですが説明させていただきますね!
準備する布の長さ…縦18㎝×横109㎝(炭八を出し入れしやすいように、完成した時の縦の長さを少しだけ長めに設定しました。)
布の両端を折る長さ…一方を10.5㎝折る、その後もう一方を43㎝折る(約5㎝の重なりになります)。
これ以外の工程は全部室内用と同じです☆
まとめ
「炭八」室内用のカバーの作り方をご紹介しました。時短のため&面倒な作業を極力減らすために、とにかくシンプルに簡単に作ることができるような作り方になっていると思います☆
今回の作り方をマスターできれば、同じような作り方で座布団やクッション、枕カバーなども簡単に作ることができます(参考:簡単な座布団・クッションカバーの作り方)ので、様々なカバー作りにチャンレンジしてみて下さいね!